冬の時期、あちこちのお家で見る夏みかん。その夏みかんでマーマレードを作りました。砂糖、水、ミカンの量など分かりやすくシンプルなレシピで作ります。
イギリスでもマーマレード用のオレンジ、シヴィルオレンジは2月が旬。冬に仕込むジャムです。
イギリスには、ペクチンが添加されたジャムシュガーというのが売っていますが、柑橘系はペクチンの量が多いので普通のグラニュー糖でしっかり固まります。
そのためには、夏みかんの種や皮の内側の白い所、袋まで夏みかん全部を使ってペクチンを抽出する必要があります。
マーマレード作りは他のジャムと違い手間がかかり、ちょっと大変な作業もありますが、ガーゼを使い、しっかりペクチンを取りだしてあげてください。
煮詰まってくると夏みかんの皮はアンバー色に輝き、とても美しいジャムに仕上がります。
ジャムを成功させるポイントは、温度が105度に達すること。105度がジャムづくりのマジックポイントです。
水は沸点が100度なので、105度に達するためには、砂糖が必要です。
砂糖は保存の役目もあるので減らしたりすると、うまく固まらなかったり、傷みやすくなります。
2つの夏みかんでたくさんのマーマレードができました。
小瓶に詰めてプレゼントしても喜ばれそう。
保存するビンは、きちんと煮沸消毒してからマーマレードを詰めて、熱いうちにフタをしてください。
#夏みかんマーマレード