JR西日本は、大阪駅地下ホームの開業に向け特急「はるか」や「くろしお」などが走っていた地上の線路「梅田貨物線」を、地下の新しい線路へと切り替える工事を2月11日深夜から13日の早朝にかけ行いました。
「ご安全に!」
開始2時間前、報道陣に公開された「総合点呼」には各現場から約150人の代表者が集まり、工事直前の最終確認が行われました。
そして翌12日、踏切の路面を最大70cm下げるという「大工事」が行われていた浄正橋踏切付近では、地下からの「新線」がすでに頭を出していて、急ピッチで作業が行われていました。
最終日の朝、工事は予定通り終了し、営業1番列車の「くろしお」がピッカピカの大阪駅24番ホームを通過していきました。
現在も開発が進む「うめきた2期」エリア。つい先日「グラングリーン大阪」との名称が発表され、来年夏には先行まちびらきも予定されています。
まさに大阪の牽引役となりうるうめきたエリアに併設された「大阪駅地下ホーム」の開業は来月18日の予定で、大阪駅から関西空港などへのアクセス改善が見込まれます。