ビュイックの最高級モデルとして人気の高かった『ロードマスター』のワゴン。その最終モデルです。
『何時かは手に入れたいアメ車』
『アメ車 予算100万円で中古アメ車を買う』
『アメ車 予算200万円で中古車を買う』
のどれにでも当て嵌まる車両です。
アメ車ワールドの開設の遥か前、雑誌時代からお付き合いのある川崎のアメ車専門店『エイブル』の原社長から、「面白い車両仕入れたから久ぶりに撮影に来ない?」というお誘いの電話をいただいて取材しました。
1995年型 ビュイック ロードマスター エステートワゴン
中古並行輸入車。走行距離はメーター上で7万6645km。フルノーマルという車両です。
エンジンは5.7リッターV8 OHVの『LT1』。
同時代のシボレーコルベットやシボレーカマロ、ポンティアックファイヤーバードといったモデルに搭載されていたエンジンと基本的には同じパワーユニットですが、パワーは若干控えめで、最高出力は260hp。
ちなみに、この世代のロードマスターに搭載されていた最もベーシックなエンジンは、最高出力170hpの5リッターV8エンジンになります。
ミッションはコラム式4ATですが、このミッションも『4L60 (700R4)』なので、コルベットやカマロと基本的には同じとなります。
エンジンやミッションがコルベットやカマロ譲りと聞くと、かなりハイパフォーマンスなスポーツワゴンを連想するかもしれませんが、その走りは『古き良きアメ車』そのもの。足回りはフワフワだし、シートはフカフカだし、ステアリングは良い意味でゆとりがあるし、その見た目通りに、有り余るトルクでのんびりゆったり走るのが似合うワゴンです。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=5,524×2,029×1,532mm。これぞフルサイズといった感じです。
この車両の場合、淡いゴールドのボディカラー&木目調パネルというデザインも相まって、とにかく目立ちます。
誰が見ても「あ、アメ車だ」と一目で分かるんじゃないかな?と思えるほどの独特の存在感があります。
見ても乗っても「あー、アメ車だなぁ」と思わせてくれるモデルと言えます。
前記した通り、この車両は「まだ入庫したばかりで未点検&未整備状態」とのことでしたが、現状でも普通に走ります。
ただ、運転席のパワーウインドーが動かなかったり、時折チェックランプが点いたりといった明らかな不具合もあります。
この車両を在庫しているエイブルの場合、販売時にはエンジン、ミッション、デフ、ブレーキなどのオイルや、ロングライフクーラントといった消耗品を全交換。必要に応じてブレーキパッド、ブレーキホース、プラグ、プラグコード、デスビ、バッテリー、オルタネーターなども交換し、「走る、曲がる、止まるに支障がない状態」に仕上げてから納車するのが基本となっているので、そういった点検&整備にかかる部品代&工賃を考えると、車両本体価格で140〜170万円になると思われます。
ナンバーについては1ナンバーでも3ナンバーでも取得可能だそうで、「車両本体価格+整備費用+登録諸費用を全て足しても200万円はかからないと思う」とのお話でした。
ということで、フルに整備して「何の心配もなく乗れる」状態で購入するとしたら『アメ車 予算200万円で中古車を買う』に入る車両。
一切点検整備はぜずに「不具合がある事を承知してノークレームノーリターン」で購入するとしたら『アメ車 予算100万円で中古アメ車を買う』に入る車両。
価格に関係なく「アメ車らしいアメ車に乗りたい」という人にオススメという意味で『何時かは手に入れたいアメ車』に入る車両。
になります(笑)
◾️取材協力
・エイブル(ABLE)
TEL:044-857-1836
住所:神奈川県川崎市高津区向ヶ丘44-1
HP:http://www.able1.jp
◾️撮影&編集:田中享
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