寒河江市の本山慈恩寺では、平安時代の貴重な仏像が公開されています。
特別展では、国指定重要文化財19体を含む33体が展示されています。
【菅原智郁リポート】
「こちらが今回特別に公開されている仏像。中央の仏像、髪の毛の部分の細かさや身にまとう衣のやわらかさなどが表現されていて素晴らしい。900年も前に造られたなんて当時の人の技術はすごいですね…」
「木造釈迦如来坐像」を含む釈迦三尊像は、温度や光で傷むことを防ぐ観点から、普段は拝観することが出来ない貴重な秘仏です。
平安時代末期に釈迦堂が建立された際、鳥羽天皇から贈られたとされています。ほかにも普段は薬師堂にある鎌倉時代の「卯神将像」なども本堂で同時に公開され、訪れる人の目を楽しませています。
【神奈川から】
「特別に公開されているということで来た。鎌倉時代・平安時代にすごい技術」
「一か所にこれだけ(貴重な仏像が)集まってすごいものを体験できる場所だなと思って感動した」
この特別展は、10月29日まで開かれています。
【山形テレビニュース】
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