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【監督が語る】『敵』が魅せた東京国際映画祭3冠の軌跡!番組初登場記念!吉田大八監督が語る!小説『敵』との再会、モノクロ制作の魅力、長塚京三さんへの信頼…活弁シネマ倶楽部#377

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☆イントロダクション 筒井康隆の同名小説を、長塚京三主演で映画化したドラマ。古い日本家屋で暮らす、妻に先立たれた老齢の男性が、パソコンに“敵がやって来る”という不穏なメッセージが届いたことで徐々に狂っていく様を描く。監督は『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八。共演は黒沢あすか、瀧内公美、河合優実、中島歩、カトウシンスケ、松尾諭、松尾貴史ら。 ☆あらすじ 77歳の渡辺儀助は、大学教授を退職してから10年が経つ。妻に先立たれ、祖父が遺した日本家屋で暮らす彼は、気の置けない友人や教え子との親交を続けている。あと何年生きられるか、計算しながら平和に暮らす彼のパソコンに、ある日不穏なメッセージが届く。 ☆スタッフ&キャスト 監督 / 吉田大八 出演 / 長塚京三、瀧内公美、河合優実、黒沢あすか、中島歩、カトウシンスケ、高畑遊、二瓶鮫一、高橋洋、唯野未歩子、戸田昌宏、松永大輔、松尾諭、松尾貴史ほか ☆監督紹介 吉田大八 1963年生まれ、鹿児島県出身。大学卒業後はCMディレクターとして活動。数本の短編を経て、2007年、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で長編映画デビュー。第60回カンヌ国際映画祭批評家週間部門に招待された。『桐島、部活やめるってよ』(12)で第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞受賞。『紙の月』(14)は第27回東京国際映画祭観客賞、最優秀女優賞受賞。『羊の木』(18)で第22回釜山国際映画祭キム・ジソク賞受賞。その他の作品に、『クヒオ大佐』(09)、『パーマネント野ばら』(10)、『美しい星』(17)、『騙し絵の牙』(21)がある。舞台に「ぬるい毒」(13/脚本・演出)、「クヒオ大佐の妻」(17/作・演出)、ドラマに「離婚なふたり」(19)など。 00:00:00イントロダクション・二人の出会い 00:05:31映画『敵』 00:08:12モノクロ制作の魅力 00:11:18製作の手応え 00:13:01観客の反応 00:15:54吉田大八監督が考える“敵”のイメージ 00:20:32筒井康隆小説『虚人たち』との出会いと影響、吉田大八監督の原体験 00:28:59筒井康隆小説原作・映画化作品への印象 00:30:55平沢進への想い 00:35:42映画『美しい星』との比較 00:38:10原作からの脚色、心がけていること 00:44:23コロナ禍、小説『敵』との再会 00:46:46製作の背景 00:49:02脚本執筆 00:50:10原作者・筒井康隆からのリクエスト、渡辺儀助のキャラクター造形 00:55:45現代社会における“敵” 00:57:59撮影期間 00:58:31長塚京三との出会い 01:01:08“妄想力” 01:03:58渡辺儀助の年齢設定 01:05:39長塚京三への信頼、著書『僕の俳優修業、』『私の老年前夜』を読んで 01:09:28キャスティング・松尾貴史 01:10:16「健康診断は人を健康にしないよ」 01:12:09キャスティング・唯野未歩子 01:12:34「苦しいですか、恥ずかしいですか」 01:13:43原節子のイメージ 01:15:33影響を受けたモノクロ日本映画 01:18:12ヴィム・ヴェンダース監督『PERFECT DAYS』との比較 01:18:40料理・食事シーンの手応え 01:21:15ヴィム・ヴェンダース監督『PERFECT DAYS』、吉田大八監督の感想 01:24:35映画『敵』から読み取る“男性性” 01:26:06「そんなこと言わないでくれよ、良い思い出なのに」 01:30:35菅井歩美とフランス文学 01:32:25ルイ・マル監督『鬼火』 01:34:24渡辺儀助の生き方 01:37:47物語における犬丸の役割 01:43:53塚本晋也監督への意識 01:47:35“敵”の可視化 01:49:05映画『敵』の賛否 01:50:54撮影:四宮秀俊 01:54:28ロケーション、演出の由来 01:56:40不況 01:57:52ホン・サンス監督『WALK UP』との比較 02:00:06ラストシーン 02:03:47今後の展望

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