MENU

Fun & Interesting

石北峠と世代の移り変わり(3)国道39号線(下り) 上川町→北見市 Driving in Hokkaido National Route 39 KAMIKAWA→KITAMI [4K]

North Road Feeling 1,593 lượt xem 3 years ago
Video Not Working? Fix It Now

この動画は国道39号線上川町層雲峡~北見市留辺蘂町富士見の車載動画です。
Driving Route Map:https://goo.gl/maps/UdkUJua58b4B6ojM7
走行区間:
0:00 上川町層雲峡
15:15 石北峠頂上 北見市

国道39号線は銀河、新大函トンネルを抜け、国道273号線との分岐を超えると石北峠に入っていきます。
石北峠は全長24.5km、標高1,050mで、旧国名である石狩国と北見国の頭文字を取って命名されています。道央圏と道東・オホーツク圏の境を結ぶ峠でもあります。
石北峠の歴史は層雲峡までは昭和初期には自動車が通れる道が整備されていましたが、それ以降は地形・気候的に厳しく手つかずのままでした。それまで北見やオホーツク側を結んでいた道は、かつて囚人が建設した北見峠経由が主要なルートでした。戦争になり、大量の軍需用材の為の資材が石狩川源流部にあったことと、当時、国内最大のイトムカ水銀鉱山が反対側の留辺蘂側にあり、その輸送距離短縮の為に、戦時中に着工されました。
終戦で一時中断されましたが、間もなく工事が再開され、昭和32年に自動車が通行できる石北峠が完成し、1965(昭和35)年にかつて国道39号線であった北見峠から変わり石北峠が国道39号線として昇格しました。
標高1,050mは本州の峠の標高からするとそれほど高いとは言えないですが、植生環境からすると本州の3,000m級の環境に近く、6月でも雪が降ることがあり、走行条件が非常に厳しい峠となっています。
それでも、現在の石北峠は昔と比べかなり改良が進み通りやすくなっています。昔、父親と通った時の北見側のヘアピンカーブはトレーラーなどは曲がれないくらいの細い道で、急峻な山肌にへばりつく様に続いていたのを覚えています。さらに、私が生まれる前(昭和40年代前半)の父親が当時付き合っていた母親と友人たちとの道東巡りの写真で北見側から石北峠を越して層雲峡で撮った写真がありますが、父親が運転して、その疲れ切った顔が写真から見て取れます。おそらくその当時の石北峠は舗装さえされておらず、しかも、当時は車にパワステなどなかった時代でしたので、峠を越えるには今の何倍ものエネルギーを必要としたことでしょう。
映像から見て取れますが、石北峠頂上にはかつて峠の茶屋がありましたが、2007年に焼失し、一時は営業を再開していましたが、無料の旭川紋別自動車道が開通してからは交通量が減少し、多くの昭和に栄えたドライブインと同じように消滅してしまいました。ただ、お店自体は道の駅おんねゆ温泉に移転しています。
道央と道東(網走・オホーツク圏)を結ぶ重要な幹線道路でしたが、私も今回10年以上ぶりに走行しましたが、交通量が以前と比べ、とても少ないのを実感しました。動画からもそれを感じることができると思います。
ただ、ここで石北峠に新しいトンネルを作るという構想が出てきています。そうするとまた交通の流れが変わるのでしょうかね。http://roadkawasaki.blog36.fc2.com/blog-entry-459.html

前の動画:国道39号線(2)愛別町 →上川町 https://youtu.be/rpcY4HkC3BI
次の動画:国道39号線(4)北見市 https://youtu.be/8JRd-h6qeoo
BGM:MUSICBED (Licensed) https://www.musicbed.com/
Back and Forth - YOUNG COLLECTIVE
Weep No More - ABILENE
Let The New Begin - CHPTRS
Breathing Smoke (With Oohs and oohs) - Instrumental - NATALIE WOODS
From The Dust - Instrumental - DANIEL DEUSCHLE
Part Of Me - BY THE COAST
Distant Shores - SVVN
#北海道 #国道39号線 #車載動画

Comment