名鉄3400系・流線は、その丸っこさから「いもむし」と呼ぶ人も多い電車でした。昭和12年に特急用として愛知電気鉄道(当時)が新製し、同時期の国鉄モハ52形や愛岐鉄道850に通ずる流線型が特徴でした。だが寄る年波には勝てず、2002年夏に引退を迎えたのです。これはその引退列車の撮影記録です。
引退興行は広見線犬山-新可児間をメインに、ときおり新可児-御嵩や、犬山-新岐阜間の急行に運用されました。ご丁寧に、毎日違う色のヘッドマークが用意され飽きなかったです。
今では1両のみが舞木検査場に保存され、工場公開などの機会に見ることができます。
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