（大石アンカーマン）
「CBCの大石です。入ってもよろしいですか？」
（女性（50代））
「お願いします」
（大石アンカーマン）
「失礼します」
（女性（50代））
「ごめんなさい、そちらまで伺えなくて…歩きがほとんどできなくて」
今の自分の状態を訴えたいと取材に応じたのは、愛知県春日井市に住む50代の女性。日中はこうしてソファの上で過ごしていると言います。
（女性（50代））
「足を下げているとしびれがひどくて、色が変わってくるので足を上げる。こんな感じで過ごしていることが多い」
長かった髪も抜けやすくなったため、いまは短くしています。
そして…
（女性（50代））
「（足の）指がピクピク」
（大石アンカーマン）
「今指が動いてますよね。自分の意志で動かしているわけじゃないんですか」
（女性（50代））
「ないです。だいぶこの動きも収まってはきたんですが、勝手に動いてます」
手足の感覚は殆どなく、握力もほとんどないため、スマートフォンを持つことも難しいという女性。こうなって、1年半以上経ちます。
1回目はおととし8月。39度を超える熱が出て1週間寝込みました。
そして3週間後、2回目の接種。
迷いましたが、打つしかなかったと言います。
一方、名古屋市内に住む男性。
ワクチン接種後、神経に障害が起きる病気『急性散在性脳脊髄炎』を発症し、下半身不随の状態が2年以上続いています。
この日、男性のもとを河村たかし市長が訪れました。
支援を訴える男性との面会は2度目です。
2023年11月2日放送 CBCテレビ「チャント！」より