【京成3700形3758編成運用復帰・3700形機器更新2編成目】残り1編成となった3400形・機器更新が進むことになる3700形
機器更新のため運用離脱をしていた京成3700形3758編成が運用復帰をしました。3700形において機器更新実施は3788編成に続いて2編成目となります。
今後他の3700形においては機器更新実施する形になるかと推測されます。
京成3700形機器更新
①3788編成
2023年12月01日 : 運用離脱⇒機器更新実施
2024年02月26日 : 宗吾車両基地出場試運転
2024年03月02日 : 運用復帰
②3758編成
2024年11月下旬 : 運用離脱⇒機器更新実施
2025年01月24日 : 宗吾車両基地出場試運転
2025年01月25日 : 運用復帰
また残り1編成となった初代AE形の足回りをしている京成3400形3448編成が運用していました。3200形導入に伴って置き換えが発生するとみられますが、今年度は6両編成1編成のため3400形3448編成の置き換えはないので安泰ですが、今後の導入次第では置き換えられてしまうとみられます。
5年ぶりの新形式車両!
2025年冬に「3200形」を導入します
(2024年5月20日)
https://www.keisei.co.jp/cms/files/keisei/MASTER/0110/WvoPrgWW.pdf
新形式車両「3200形」について
1.運行開始時期
2025年冬 (予定)
2.導入車両数
2024年度 6両1編成
2025年度以降も継続して導入予定
3.コンセプト
「人や環境にやさしいフレキシブルな車両」
4.主な特徴
(1)車両外観
外観デザインでは京成車両の伝統である赤と青のカラーリングを踏襲し、3100形の質実さ、実用性という要素を引継ぎつつ、連結運転時に常時通り抜けが可能な構造とするため、正面貫通扉を中央に配置します。
(2)機能
①編成車両数の変更
2両単位でフレキシブルに編成車両数を変更可能とすることにより、輸送需要に見合った効率的な走行エネルギーを使用することで環境負荷の低減に努めます。
②環境への配慮
最新の半導体を使用した SiC-VVVF 制御装置を採用することで、当社3500形車両と比較し、電力消費量を約69%削減します。また、車外側面に設置する行先・種別表示器のLED を走行中に消灯することで、消費電力のさらなる低減を図ります。
③DX の推進
SiC-VVVF制御装置や空調装置等の車載機器の動作状況をモニタリングし、故障対応の迅速化などによる安全性・安定性の向上を図ります。また、モニタリングによるデータを活用し、将来的には故障の予兆把握やメンテナンスの省力化を図っていきます。
(3)車内設備
車内設備では、あらゆるお客様が安全・快適にご利用いただける設備を車両に導入します。
①車いすスペース・フリースペース
先頭車には車いすスペースを設けます。また、中間車には、ベビーカーやスーツケースなどの大型荷物をお持ちのお客様にもご利用いただきやすいよう、フリースペースを設けます。
②車内案内表示器
17インチ LCD(液晶)車内案内表示器を各乗降扉上に2画面設置し、停車駅や乗り換え案内等の表示を多言語で表示するほか、列車の運行情報もご案内します。
③客室 LED 照明
客室内照明に LED を採用し、省エネルギー化を進めます。
④空気浄化装置
空気の浄化効果のあるプラズマクラスターイオン発生装置を設置し、車内環境の改善を図ります。
⑤防犯カメラ
犯罪・迷惑行為の抑制や車内セキュリティーの向上を目的として、防犯カメラを1両に3台設置します。
⑥非常通話装置
非常通話装置に連動して、客室内の防犯カメラの映像が乗務員室で確認出来る機能を当社では初めて採用します。
置き換え対象になる予定車両
3400形(8両編成×1編成=8両)
3448編成 1995 23/11/23
京成3500形検査
3544 1974 21/02/02 宗吾 4連
3516 1972 21/06/28 宗吾 4連
3548 1974 23/05/08 宗吾 6連・3552-3551は21/05/27全検
3524 1973 23/11/07 宗吾 6連・3528-3527は23/01/17重検
3536 1973 24/01/17 宗吾 6連・3556-3555は22/06/03全検
3512 1972 24/03/26 宗吾 6連・3526-3525は23/01/17重検
3508 1972 24/07/22 宗吾 4連
3504 1972 20/09/20 宗吾 6連・3554-3553は22/06/03全検
3600形(6両編成×1編成+4両編成×1編成=10両)
3668編成 1988 21/04
3688編成 1989 24/12
収録日 : 2025年1月26日