1908(明治42)年10月24日、諏訪湖の湖底に曽根遺跡が発見され、なぜ湖底に遺跡があるのかと、東京の学者たちの大論争となりました。
戦後には地元の考古学者 藤森栄一がこの謎に挑みます。研究を続け、「諏訪湖が大きかった時と、小さかった時」があったとの考えを1963年に発表しました。今年、湖底堆積物の調査から、諏訪湖の水位の変動、つまり藤森説が科学的に証明されたとの新聞報道がでました。
そこで、今回のフォーラムでは、諏訪湖の不思議な現象である「水位変動」について、藤森から出発した今日に至るまでの成果について、三名の講師からご講演いただきました。
日時:令和6年10月19日13:00~15:00
講師と演題:
三上 徹也(大昔調査会) 藤森先生の曽根研究 ―水位変動説―
小口 徹(下諏訪町立諏訪湖博物館 専門研究員) 藤森先生水位変動説から
葉田野 希(長野県環境保全研究所) 湖底堆積物が語る過去1.6万年間の水位変動
講演会当日の配布資料は諏訪市博物館ホームページ内でPDFをダウンロードできます。
https://suwacitymuseum.jp/o_news/414.html
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