「第3次ドーナツブーム」到来と言われています。人気のドーナツ店を訪ねてみました。そして、第1次ブームの”あの店”は今・・・??
■3時間行列・約80種類!ドーナツ専門店が渋谷に上陸 閉店前に完売
炎天下の中、東京・渋谷に長い行列。
連日行列が絶えないという「アイムドーナツ? 渋谷店」。
――何時間待った?
女性のお客さん
「3時間」
「(生地が)もちもちで軽い感じなので、そこが他のドーナツと違っておいしい」
中目黒駅前の高架下に2022年3月にオープンした1号店が超話題に。
その2か月後には、品揃えをよりパワーアップさせ、渋谷に2号店をオープンさせたんです!
焼き芋のクリームがあふれちゃうドーナツ「焼き芋クリーム 」(518円)に、「ファッションスティック」( 443円)まで!
思わず手に取りたくなっちゃう魅惑のドーナツがずらり。その数、約80種類。
こんなに色々あったら、お客さんも迷っちゃいますよね。
さぁ、こちらの2人は何を買うのかな?
一番人気の「I'm donut?」(205円)ですね。
ふわっふわでモッチモチのブリオッシュ生地が醸し出す、新食感がたまらない!つなぎにローストしたカボチャを加えることで、生地を限界まで柔らかく仕上げられるんだそう。高温でサッと揚げれば"シュっ"と とけるような食感に。仕上げの“きび砂糖”も素朴な優しさなんです!
トレーのドーナツは、もう山盛り!
2人で20個以上もお買い上げです。
2人組の女性のお客さん
「2人でドーナツで8000円使いました」
お次のお客さまは…あまりの種類の多さにもう嬉しい悲鳴。
悩んだ挙句選んだのは、なんと“ドーナツのサンドイッチ”!
甘くないドーナツに、自家製サルシッチャと野菜を挟んだ「I'm burger? 」(497円)や、「ナポリタン」(356円)まで!約20種類の“ドーナツのサンドイッチ”が楽しめます。
こちらのお客さんも2人で20個以上をお買い上げ!買ったドーナツを、近くの公園で楽しんだそうです。
ついつい買い過ぎちゃう!というお客さんが続出のこのお店。
この日は、午後8時に閉店にもかかわらず、午後6時20分で全てのドーナツが完売してしまいました。
アイムドーナツ?岩本紫さん
「お求めのお客様全員に行き渡るように、たくさんの数を今後提供していけたらと思っています」
■週末には1000個完売の人気店 期間限定「ピーチドーナツ」の秘密
家族で楽しめるドーナツが豊富な、東京・池袋の「ラシーヌブレッド&サラダ」。
オシャレな店内では、約25種類の色鮮やかなドーナツがお出迎え!週末には約1000個のドーナツが完売する人気店なんです。
実はここ、店名通り元々は“パンとサラダのお店”だったのですが、2020年にドーナツを販売すると、またたく間に人気に。
期間限定の「ピーチドーナツ」(350円)。使う桃は、甘さもジューシーさも抜群ですが・・・
ラシーヌブレッド&サラダ マネージャー金沢由紀子さん
「通常のものより小ぶりなサイズ。少しキズがあったり、傷みがほんの少しだけ入っています」
コロナ禍で行き場を失った“規格外”のフルーツを使ってドーナツを作っているんです。じっくりと煮詰めたら・・・ふわふわのブリオッシュ生地に、煮込んだ桃をコーティング。
グリップセカンド 金子信也社長
「こうやって様々なドーナツが出て、日常の1つの楽しみ方というか、少しだけほっとするような商品になっていけばいいですね」
日本で繰り返される“ドーナツブーム”。実は2000年代以降、すでに2度訪れているそうなんです。年間500種類以上のドーナツを食べる、ドーナツ探求家・溝呂木一美さんによると・・・
溝呂木さん
「第一次ブームが2006年のクリスピー・クリーム・ドーナツの日本上陸ですね」
2006年、アメリカから「クリスピー・クリーム・ドーナツ」が上陸したのを皮切りに、ドーナツの有名店が次々とオープン!
そして第2次ブームは2015年頃、コンビニがドーナツをこぞって販売したほか、クロワッサンとドーナツを掛け合わせた「クロナッツ」が上陸!
溝呂木さん
「ケーキなどの洋生菓子に比べると、値段も手頃。写真映えするお店もすごく多いので、SNSなどで広がっていくという現象も感じます」
では、ブームの火付け役「クリスピー・クリーム・ドーナツ」は今?
■V字回復!クリスピードーナツ 秘訣は日本独自商品
ふわふわで甘い「オリジナル・グレーズド」(テイクアウト183円)で、一躍人気となったアメリカ生まれのスイーツブランド。
2006年にオープンした新宿1号店を皮切りに、ピーク時は全国に64店舗を展開。しかしブームが去った後、46店舗にまで減少しましたが…
今は大盛況!
クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン若月貴子社長
「上陸当初はアメリカのレシピをそのまま入れたドーナツを作っていたが、日本のお客様の味覚に合うように工夫して、お届けすることを目指しました」
人気低迷…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20220705-6027400)
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