まもなく引退のキハ40系列ですが、製造から40年程度経っている車両もあり、だいぶ経年劣化が進んできております。エンジンや走り装置などの走行系統も数世代前のものなので、そのレトロなボロさが魅力的であり、鉄道ファンから大変人気度の高い車両です。
エンジンの煩さもかなりのもので、大変奥ゆかしいディーゼルエンジンの音を響かせてゆっくりと加速します。
エンジンが非力で燃料消費も激しく、騒音も大きいことからエンジン換装がほとんどの車両で行われました。今回の車両はそんな中でもエンジン換装が行われなかった数少ない編成の一つです。
キハ47-2141から撮影
[キハ40系2000番台]仙コリ(富士重工製)
設計最高速度:95㎞/h
機関:カミンズ製DMF15HSA(14770㏄)
出力:220PS1600rpm
駆動方式:液体式
変速機:DW10