今回は、江戸城内にいる坊主衆のお話になります。
古い時代劇などを見ると、坊主頭のお坊さんのような人物が、大名たちを案内しながら歩いているシーンが登場したりします。
ああいったシーンを見ると、なぜ僧侶が城内を案内しているのだろうと、勘違いをしてしまう人もいると思います。
そうした坊主衆が江戸城内には460人もいたとされていますが、もちろん彼からは、お寺の僧侶とはなんの関係もありませんし、お経を唱えるということもありません。
そればかりか、彼らの中には将軍に御目見えできる身分の者もいましたし、大名たちでさえ、彼らに一目置いていたりしたといいます。
いったいあの坊主頭の人たちは何者なのでしょうか?
ここでは、江戸城内にいた坊主衆について、詳しく解説をしています。