幕府公認の遊郭である吉原で生まれ育った蔦重は、吉原に客を呼び寄せるための広告本から出版業を始め、瞬く間に江戸の出版業界で成り上がっていきます。
ですが、開放的な田沼意次の時代から松平定信の寛政の改革へと時代が移り変わる中で、蔦重は幕府の政策を揶揄する本をヒットさせるなど危険な道を歩み、ついには幕府に重い罰を下されるまでになってしまいました。
蔦重は喜多川歌麿や葛飾北斎、滝沢馬琴、十辺舎一九など、後に歴史に名を残す絵師、作家に無名の若い頃から目をつけてプロデュースしており、その最たる例が謎に包まれた浮世絵師 東洲斎写楽です。
今回は、幕府の政策が変わり弾圧が強まる中でも、幕府を恐れず次々と新しいヒット作を生み出して人々の心を捉え続け、出版や浮世絵の世界に革新をもたらした出版界の風雲児 蔦屋重三郎の生涯について紹介します!
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参考文献
鈴木俊幸『新版 蔦屋重三郎 (平凡社ライブラリー) 』
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松木寛『新版 蔦屋重三郎 江戸芸術の演出者 (講談社学術文庫 2840)』
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山村竜也『蔦屋重三郎 江戸のメディア王と世を変えたはみだし者たち (宝島社新書) 』
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松嶋雅人『蔦屋重三郎と浮世絵: 「歌麿美人」の謎を解く (NHK出版新書 734) 』
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増田晶文『蔦屋重三郎:江戸の反骨メディア王 (新潮選書) 』
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【画像引用】
大河ドラマべらぼう公式サイト
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【目次】
1:39 蔦屋重三郎の出自
8:47 江戸を代表する版元への成長
15:54 蔦重の挫折と挽回
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