撮影年月日2021.5.26 撮影機材CANON EOS R5 8K撮影4Kダウンコンバート映像
十和田八幡平国立公園内にある蔦野鳥の森は、世界遺産・白神山地と並ぶブナの森。深い原生林の中には「蔦七沼」と呼ばれる、蔦沼・鏡沼・月沼・長沼・菅沼・瓢箪沼・赤沼の7つの沼があり、蔦温泉を起点とした「沼めぐりの小路」を通って、赤沼を除く6つの沼を約1時間30分ほどで巡ることができます。7沼の中で最も大きい蔦沼は、周囲1km面積6ha。ヒメマスやコイ、イワナなどが生息しています。
蔦野鳥の森が色づく秋の朝焼けは見事なもの。朝日が昇ると山々はさらに真っ赤に染まり、その姿を水面にくっきり映し出す様は、まるで鏡のよう。蔦七沼のうち、少し離れたところにある赤沼は、ブルーの湖面が特徴。目の前には赤倉岳がそびえ立ち、周囲はブナの原生林に囲まれています。地滑りで削られた赤倉岳の山肌が赤く湖面に映っていたために、この名前が名付けられたと言われています。