あらすじ:和子とケン・ソゴルはトカリベツから無事に戻ってくる。ケンは大学病院で特別の実験室を与えられ、タイム・トラベルの薬を調合し始める。この薬が完成すれば、ケンは700年後の未来に戻ることができる……
1972年1月29日(土) 午後6:05~午後6:35放送
タイム・トラベラー(5)「タイム・ルールの謎」
■原作: 筒井康隆 「時をかける少女」
■脚本: 石山 透
■音楽: 高井達雄
■主演者:
島田淳子 ... 芳山和子
木下清 ... 深町一夫
城 達也... 語り
【タイム・トラベラー 時間経過】
(ドラマ上の日付は実際の曜日と異なります)
1971年12月24日 柳沢由美のクリスマスパーティ
★1月17日の大学病院へタイムリープ
1972年1月(正月)柳沢由美 白馬でスキー中骨折、入院
1月(上旬) ケンソゴル、700年後の未来からやって来る
深町一夫となる
1月15日(木)(放課後)芳山和子、理科準備室で倒れる
★1月16日朝の教室へタイムリープ
(夕方)病院で診察受ける
1月16日(金)(朝)雪 教室で敬子、ガラス窓が割れ怪我
★1月15日放課後の理科準備室へタイムリープ
(昼休み)★理科室で福島先生に説明中15日放課後の理科準備室へタイムリープ
実験中の深町と会う
(放課後)深町の自宅温室で深町の秘密を知らされる
1月17日(土)福島先生に連れられ、大学病院望月博士の研究室へ 脳波測定中に逃げ出す
★12月24日のクリスマスパーティにタイムリープ
(夕方)深町家の温室で深町と会う
深町、姿を消す
(夜)深町家の温室に忍び込む 未来人ケン・ソゴルの名を知らされる
(夜)ケンとテレパシー交信
1月18日(日)(深夜1時35分)★駅前通りへタイムリープ 交通事故を目撃する
1月19日(月)クラスから深町姿を消す
1月23日(金)★1月18日深夜へタイムリープして、ひき逃げ犯のナンバーを確認
警察へ通報、犯人逮捕される
(夜)ケンからのテレパシー、SOS
(夜)深町夫人からラベンダーを分けてもらう
★タイムリープするもののケンのところへは行けず
1月24日(土)職員室で北海道のトカリベツを知る
大学病院の望月博士の研究室へ行きテレパシーの実験を行う
(夕方)★福島先生のショック療法で北海道へタイムリープ ケンと再会する
(夕方)★北海道から公園にタイムリープしてふたりが戻る 病院へ運ばれる
1月27日(火)(放課後)大学病院へ 薬学研究室で ケンの薬の調合をのぞき見していることを知る
1月29日(木)大学病院屋上でケンとの時間を過ごす
手摺が壊れ落下 ★3月25日の福島先生と山形先生の結婚式へタイムリープ
1月30日(金)山形先生にバス旅行を中止するよう言おうとするができない
(夕方)ケン 薬の調合に成功
1月31日(土)バス事故で山形先生失明
2月2日(月)(昼休み)★新聞社のカメラフラッシュで大学病院の精神科へタイムリープ ケンと再会
掃除婦吉川がフラスコを割り昭和20年へタイムリープ
★吉川を追ってケンと昭和20年へタイムリープ
吉川、時間のエネルギーに押しつぶされる
★タイムリープして2月2日の教室へ戻る
新聞記者に詰め寄られる
(夕方)大学病院 望月博士の研究室で記者会見
ケン・ソゴルとの分かれ
★タイムリープして望月博士の研究室へ戻る
3月上旬 高校入試
3月中旬 中学校卒業式
3月25日 福島先生 山形先生の結婚式
8月 ケン・ソゴル 羊蹄山のふもとトカリベツで薬の調合を試みる
#タイムトラベラー #時をかける少女 #少年ドラマシリーズ
※「タイムトラベラー」は、1972年に放送されたNHK「少年ドラマシリーズ」の第1作の作品です。NHKにもオリジナルの映像が保存されていませんでしたが、放送時に一般視聴者が家庭用ビデオで録画していた最終回の映像のみが1999年に発見され、修復されました。そのため、第1話から第5話までの映像は残されておらず見ることはできません。
この動画は、オリジナルドラマ放映50周年を記念して、当時の録音カセットテープと脚本から場面を想像しながらまんがに興し紙芝居風に制作する予定でしたが、当初予定していた作画担当者が体調を崩し入院してしまったため1年遅れの公開となりました。2話以降の作画は別の方に変更したため、途中で画風が変わっていることをご了承ください。
ドラマの最後でナレーターの城達也氏が「そのお話しは明日また」と言っていますが、これは、音声が1972年の7月23日から連夜放送された再放送を録音したものだからです。本放送では当然ながら「また来週」となっています。再放送で音声も差し替えられていたんですね。