愛知県は老朽化が進む豊橋浄水場の再整備に着手するため、民間のノウハウを生かすPFI方式での計画をとりまとめたことを明らかにしました。
豊橋浄水場は1967年に完成し、現在は豊橋市、豊川市、新城市を対象に1日あたりおよそ8万立方メートルの給水を行っていますが、老朽化が進んでいるため県は全面的な再整備に着手する予定です。これにあたり、カーボンニュートラルに向けた取り組みやAIなどを用いた効率的な運営体制を実現するため、民間事業者のノウハウを活用したPFI方式を導入する方向で計画をとりまとめたということです。
きょうの会見で愛知県の大村秀章知事は「日本全国で水道、浄水場の老朽化は課題となっている。そういう課題をカーボンニュートラルをからめて最先端のもにしていきたい」などと述べました。
再整備では太陽光発電の導入でカーボンニュートラルを推進するとともに、高い位置での取水を利用し位置エネルギーを有効活用するなど、既存システムにとらわれない革新的な技術を取り入れた次世代型浄水場を目指すということです。
再整備の工事着手は2025年度の予定で、工事にはおよそ10年かかる見込みです。
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