【朗読】山本周五郎『小法師の勝ちだ!』 文壇登場数年後、作者が試みた捕物小説と云われる作品。昭和5年「譚海」初出。このお話をご紹介下さったyogiさま、ありがとうございます!心より感謝申し上げます✨
稀代の珍宝『亜歴山光石(アレキサンドライト)』を巡って暗躍する老中の面々、対する岡っ引き「早がけの三太」そして謎の小法師の活躍や如何に?
(※字幕表記は、今回底本としております『幕末小説集』に準拠)
【主な登場人物】
小法師(こぼうし) 謎の少年
井伊掃部直頭弼(いい かもんのかみ なおすけ) 大老
青木与兵衛(あおき よへえ) 井伊家用人
細川三弥(ほそかわ さんや)
豪太郎(ごうたろう)
三太(さんた) 新銭座の岡っ引 通称「早がけの三太」
弥太(やた) 三太の息子 「ばか弥太」よ呼ばれている
久世大和守(くぜ やまとのかみ) 老中
板倉佐渡守(いたくら さどのかみ)老中
橋本石見守(はしもと いわみのかみ)老中
斉藤出羽守(さいとう でわのかみ) 老中
柏木三郎兵衛(かしわぎ さぶろべえ) 久世大和守の腹心
木村相模守(きむら さがみのかみ) 大目付
聞く読書、作業用BGM、聞き流し等々……
少しでもお楽しみいただければとても嬉しく思います✨
底本:「幕末小説集」実業之日本社
1975(昭和50)年11月発行
初出:「譚海」
1930(昭和5)年2月号
※この作品には、今日の観点からみると差別的表現と取られかねない箇所が散見しますが、著者自身に差別的意図はなく、作品自体の持つ文学性並びに芸術性、又著者が既に故人であるという事情に鑑み原文通りとしています。
【使用ソフト・機材等】
動画編集、動画、画像、BGM:Power Director
音声収録:Scarlett Solo Studio
音声収録・編集:WavePad・Audacity
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