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【史上最長片道切符6-1】便利さの鬼、九州の第三セクター「松浦鉄道」の経営戦略がスゴい! 松浦線(西九州線)佐世保→伊万里

霧島 / Kirishima 17,520 2 years ago
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#最長片道切符 #史上最長片道切符 #史上最長片道切符の旅 #jr九州 #ローカル線 #松浦鉄道 #MR #佐世保市 #佐々町 #平戸市 #松浦市 #伊万里市 #西九州線 #松浦線 #さくら観光 #たびら平戸口駅 #たびら平戸口 ~次の動画~ 【史上最長片道切符6-2】格差が激しすぎる! 福岡・佐賀の筑肥線を完乗 伊万里→唐津→博多 https://youtu.be/CcL0k1iO2tQ ~前の動画~ 【史上最長片道切符5-4】長崎の絶景ローカル線! 大村線に乗車 諫早→佐世保 https://youtu.be/zrxMC_4OWyY ~関連動画~ 【史上最長片道切符1-1】枕崎→様似 13,423.7キロの旅 https://youtu.be/1oTs9FpkKKY 「史上最長片道切符」とはなにか https://youtu.be/vMTR_ZXFa7c 【再生リスト】史上最長片道切符の旅 https://youtube.com/playlist?list=PLiyaIkvbCgz8AaWXOKXclJO-9SUWexjrZ YouTuber霧島のブログ https://ikeboichi.blog/ **************************** 第6日目は、長崎県第2の都市・佐世保から、かつての国鉄松浦線である松浦鉄道西九州線を通って伊万里、そこから筑肥線(一部唐津線を含む)を通って博多まで行ったのち、鹿児島本線を南下して久留米まで向かいます。 本動画では、佐世保から佐々、平戸口(現・たびら平戸口)、松浦を経由して、佐賀県北部にある伊万里まで、松浦鉄道に乗って移動します。 国鉄松浦線は、1910年代に「佐世保鉄道(佐世保軽便鉄道)」により建設されて以来、沿線の「北松炭田」と呼ばれる炭鉱群から採れる石炭を運ぶ運炭路線として活躍しました。 しかし1950年代後半からエネルギー革命により石炭の需要が激減してからはごく普通のローカル線に成り果て、一日1往復の急行「平戸」が通るほかは、1日10往復ほどの普通列車が通るだけでした。当然利用者も少なかったため、国鉄から切り離され、JR時代を一年だけ経たのちに長崎県と佐賀県が出資する第三セクター「松浦鉄道」の西九州線として生まれ変わります。 松浦鉄道は、人口密集地である佐世保市北部に路線を持つことを活かして、積極的な経営に乗り出します。まず5年ほどかけて新駅を大量に開業させ、国鉄時代の32駅から57駅にまで、2倍近くにまで増やしました。列車本数も大幅に増やし、佐世保付近ではなんと最大で15分に1本、それ以外にも松浦~伊万里などで日中30分に1本まで増発しました。 徹底的に利便性を高めたことで沿線の住民たちも松浦鉄道を使うようになり、一時は黒字経営を成し遂げました。国鉄の赤字路線を引き継いだ第三セクターにしては珍しく優秀な経営を続けたため、一時は「三セクの優等生」とまで言われていたほどです。 しかし、そんな優等生でも沿線の少子高齢化による利用者の減少には抗えず、2002年度からは赤字に転落し、現在では沿線自治体の支援を受けながら路線を維持しています。列車の本数も特に日中は減らされていますが、それでも地方鉄道とは思えないくらい本数が多くて使い勝手がよく、佐世保市民およびその他の沿線地域の交通弱者にとって欠かせない足となっています。 そんな松浦鉄道西九州線は、松浦半島の沿岸に沿うように路線が敷かれています。 日本最西端の普通鉄道の駅である「平戸口(現・たびら平戸口)」駅が最寄りの平戸島は、江戸時代初期までヨーロッパ諸国との交易で栄え、鎖国後は平戸藩の城下町となりました。豊臣秀吉がキリスト教の禁令を出したのちも隠れキリシタンがひそかにカトリックの信仰を続け、今なお信仰を守る人々が多く存在する地域です。 佐賀県に入り、筑肥線と乗り換えられる伊万里は、かつて有田焼や波佐見焼などに代表される「伊万里焼」の輸出港として栄えました。伊万里焼は今なお最も重要な陶磁器の一つであり、世界に名をとどろかせ続けています。 0:00 松浦鉄道の経営 2:01 佐世保は坂が多い 4:59 実は私鉄が建設した 5:45 なぜ佐世保市民はMRを使う? 6:33 北松炭田と柚木線 8:45 便利な「駅」のつくり方 11:34 第6日目ルート 12:43 快速 14:30 佐世保市内の駅たち 15:34 人口が増え続ける佐々町 17:37 北松炭田と世知原線 18:39 改称した駅・失敗した新駅 20:29 平戸市 21:22 日本最西端の「普通鉄道の」駅 22:14 壱岐水道 23:36 松浦火力発電所 24:25 松浦市 25:41 渡船と接続する新駅 28:04 伊万里湾と伊万里焼 29:53 急行「平戸」と高速バス 30:23 駅より道路 この動画では、フリー動画サイト「DOVA Syndrome」からダウンロードした以下のBGMを利用しています。(作曲家名は敬称略) スペースホッパー 作曲:まんぼう二等兵 https://dova-s.jp/bgm/play4517.html いざ出発 作曲:まんぼう二等兵 https://dova-s.jp/bgm/play7912.html HAYABUSA 作曲:GT-K https://dova-s.jp/bgm/download2528.html 鴎とバイク 作曲:のる https://dova-s.jp/bgm/play14939.html 天駆ける船 作曲:G-MIYA https://dova-s.jp/bgm/play1870.html Contrail 作曲:GT-K https://dova-s.jp/bgm/play14922.html World Heritage 作曲:雨宮 https://dova-s.jp/bgm/play3881.html ========================= 日本は世界有数の鉄道大国です。鉄道を愛好する人の数も世界と比べて圧倒的に多く、桜が咲き誇る時期にも、雪に閉ざされる季節にも、多くの「鉄道ファン」たちが全国に足を延ばし、各地で汽車旅を楽しみます。 そんな「鉄道ファン」の間で、究極の鉄道旅行とされているものが「最長片道切符の旅」と呼ばれるものです。 JRでは、ルートが1本の線になっていさえすれば、基本的にいくらでも経路の長い乗車券を買い求めることができます。そのルールをもとに、理論上考えられる最長の経路となるものが「最長片道切符」と呼ばれる切符です。 1枚の切符で、日本列島の北から南までいろいろなところを巡りながら旅をすることができ、毎年多くの鉄道マニアがこの切符を買って旅行をしています。 現在、最長片道切符の経路の長さはおよそ1万キロです。しかし時代をさかのぼれば、JR、そしてその前身である国鉄は今よりはるかに多くの路線を持っており、もっと長い距離を1枚の切符で乗ることができていました。最もその経路が長かったのは、1982年6月23日から同年6月30日までの間です。鹿児島県の枕崎駅から、九州、本州、四国、また本州に戻り、東北地方を北上して北海道の様似駅まで、総延長13423.7キロメートル。極東のロシア・ウラジオストクから、ユーラシア大陸の最西端、ポルトガルのロカ岬まで行けてしまう長さです。 今回私は、この「史上最長片道切符」のルートを全てたどる旅を行います。途中には廃止された路線を通る区間もあるので、すべてを鉄道でたどることはできません。そういった区間では、並行して走っているバスに乗ります。ところどころ存在する、バスすら廃止されてしまった区間では、徒歩で移動することもあります。 1982年から2022年、40年の月日がたち、「史上最長片道切符」の沿線地域の交通事情は大きく変化しました。その時代の流れを皆様にご紹介しながら旅をしていきます。 **************************** 鉄道やバスなどの公共交通に関する動画を主にアップロードしています。 ご意見・お問い合わせはTwitterのダイレクトメッセージ、もしくは下記のメールまでお送りください。 ブログ: https://ikeboichi.blog/ Twitter: https://mobile.twitter.com/ikeboichi Instagram: https://www.instagram.com/ikeboichi/?hl=ja TikTok: https://t.co/gLR2BjrhkZ?amp=1 Mail: [email protected]

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