2018年4月11日、タイ国際航空660便は、羽田空港の北東にある中央防波堤埋立地の上空で異常に降下。
地面との衝突の危険性を知らせるEGPWS(強化型対地接近警報装置)の警報が作動したため緊急回避しました。
事故調査委員会の解析では、機体は地表から282フィート(85m)まで降下し、さらに、高さ230フィート(70m)の東京臨海風力発電所の風車まで、あと440mに接近していました。
一歩間違えれば、乗員乗客384名を乗せた機体は風力発電所に衝突、墜落する可能性がありました。
なぜ、タイ国際航空660便は、墜落寸前とまで言えるほど、異常に降下してしまったのでしょうか?
0:00 オープニング
0:56 遅れた出発
4:55 羽田VOR-Aアプローチ
5:58 タイ航空660便のアプローチ
10:52 風車までの距離は440m
11:18 GPWSに未登録だった風車
12:18 再発防止策
13:15 複雑な羽田空港の運用も原因