かつてくろしお号は国鉄時代に製造された振り子式特急、381系で運行されていましたが、一部が新型の287系に置き換えられ、その後2015年に、北陸新幹線開業で余剰となった「しらさぎ」(名古屋~金沢・富山)用683系に全てを置き換えられて、381系は引退しました。683系の電源を直流専用に改造した他はほとんど変わっていませんが、それでも289系という新しい形式名が与えられ、新型車両のような扱いを受けています。JR東日本の「スーパーひたち」で使われていた651系が改造され、直流専用車として「草津」「あかぎ」で使われているのとよく似ています。なお、当初は289系と改称されただけで、全く何も変わっていない編成もあったそうです。振り子装置を搭載しないため、紀勢本線内では減速を余儀なくされ、かつてよりも所要時間が伸びています。しかし、高速走行時の特有の揺れは減少し、乗り心地は改善したようです。
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2019年2月16日