アオシマ ワイルド7 飛葉 HONDA CB750 WILD 7 HIBA
#ワイルド7 #wild7 #望月三起也
*Index
0:00 Prologue プロローグ
01:40 3D modeling 3Dモデリング
04:28 Engine エンジン
08:28 Carburetor キャブレター
11:21 Frame フレーム
13:17 Wheel Chain ホイール、チェーン
17:20 Electrical Equipment 電装関係
19:50 Oil hose, brake switch, pedal オイルホース、ブレーキスイッチ、ペダル
20:55 Motorcycle stand スタンド
21:46 Exhaust エキゾースト
22:47 Front suspension, Disk Brake フロントフォーク、ディスクブレーキ
24:12 Fender, Motorcycle mirror フェンダー、サイドミラー
26:04 Fuel tank 燃料タンク
26:28 Wild 7 Equipment ワイルド7 装備品
29:16 WILD 7 HIBA ワイルド7 飛葉
35:03 Complete Photo 完成写真
アオシマ ワイルド7 飛葉
このオートバイは日本の漫画、ワイルド7の飛葉が乗るオートバイです。
ワイルド7はCB750K0が誕生した1969年、望月三起也氏原作の日本の漫画です。
アオシマは1972年にワイルド7のオートバイ模型を販売していました。
2023年、アオシマはCB750を新たにリリースしましたが、その1年後、アオシマ創業100周年記念で今回の飛葉が乗るCB750Wikd 7バージョンを発売しました。
ワイルド7について
ワイルド7は何度も続編が描かれ、ドラマ化、映画化、アニメ化されたパーフェクトな漫画です。
私は戦隊ものの漫画ではワイルド7とサイボーグ009の描き出す世界観が好きです。
1972年のドラマのワイルド7は原作ファンだけでなく、オートバイマニア、モデルガンマニアを大興奮させたと聞きます。
オープニングにトンプソン、ガバメント、ステンガンが薬莢をばら撒いているシーンが描かれています。
モデルガンはMGC製、オートバイはスズキでした。
その一年前、1971年に仮面ライダーが製作され、大ヒット。
ワイルド7のドラマ化で原作とは異なるブラックスパイダーが敵対組織で登場したのは、仮面ライダーのショッカーに影響されたのかなと思われます。
また、原作のワイルド7にはヒロインにユキが存在しますが、ドラマには登場しませんし、映画のユキは原作とかけ離れたキャラクター設定でした。
ここが最大の残念。
ルパン3世には峰不二子
サイボーグ009にはフランソワーズ
ワイルド7にはユキ
原作に忠実なユキが登場していればドラマも映画も印象がガラリと変わっていたのではと思います。
模型を作るにあたって、コミック、ワイルド7 ファンブック、イラスト集を参考にしました。
ベースは去年発売されたCB750F K0がベースでこれにリフトジェット、マグネットアンカースロウアーを装備したシート、これを発射させる為の背の低いストップランプ、水上スキーのように水面を走るための移動式レッグシールドが追加されています。
キットにはコルトウッズマン、レミントンM31ショットガン、ヘルメットも同梱され、ヘルメットに関しては完全に原作を意識した造りですし、特に、ウッズマンはカスタムしたショートバレルがモデル化されています。
ド派手なワイルド7の主人公が持つ銃がマグナムでもなく、競技用の22口径のウッズマン、しかもショートバレルに改造したウッズマンとは、望月三起也先生は相当なガンマニアだったんだと思います。
また、ワイルド7の情報として月刊望月三起也のサイトは非常に有益な情報源で全て読破しました。
塗装
1969年は白バイの安全運転競技大会が始まった年でもあり、当然、ホンダCB750Fも白バイとして登場しています。
ワイルド7の母体が警視庁なので、オートバイも白バイカラーとなります。
ただ、前輪のフェンダーが白なのかクロームなのか、前照灯がフェンダーに反射しているイラストもあって定かではありません。
ここは、白バイと同じ白にしました。
その他、あまりウェザリングせずに綺麗めに塗装しています。
車輪
スポークはアオシマ渾身の立体感のある構成。
前輪はスポークを細くして組み立て、後輪はスポークを交換しましたが、見栄えと労力を天秤にかけて、このキットはスポーク交換不要です。
ワイルド7飛葉
針金とスカルピーで造形しました。
ヘルメット(フィギュアの頭を想定していない造形で、ヘルメットに合わせると顔のバランスが崩れます。)、ゴーグルで顔を隠せますので、鼻と口だけ作っただけで比較的容易に作れました。
このコスチュームも白いスカーフなど当時の白バイ隊員の制服をオマージュされたものと言えます。
ポーズはコルトウッズマンを構えているポーズで、オートバイに跨っても、オートバイから降りても見れるような感じにしました。
今後、残りの6名のオートバイが新規金型でリリースされるのかどうか、されないと思いますが、アオシマ次の150周年?200周年?で再度企画されれば、あの世で作りたいと思います。
ありがとうございます!