MENU

Fun & Interesting

「盛り付けをしてふたを閉めるだけ」うな重の“黒船”襲来! 専門店の半額程度「鰻の成瀬」が激安を実現できたワケ 7月24日は「土用の丑の日」

SBSnews6 23,445 7 months ago
Video Not Working? Fix It Now

7月24日は「土用の丑の日」です。猛暑を吹き飛ばすため、うなぎを食べたいという人も多いかと思いますが、どうしても気になるのが値段です。この「うなぎ」をリーズナブルに提供するいわば“黒船”が静岡県内にもやってきました。安さの秘密を探りました。 炭火の上で、ジュワっと焼かれるおいしそうなうなぎ。浜松市中央区のうなぎ専門店「かんたろう」では、土用の丑の日の7月24日、普段の3倍のうなぎを用意し、熟練の職人が丁寧に焼き上げていました。 <かんたろう 蜂須賀躍代表> 「均等に焼けるように風を送りながらやってます」 主に地元・浜名湖産のうなぎを10年以上キャリアを積んだ職人が、炭火でパリッと焼き上げていますが、仕入れ価格の高騰に頭を悩ませています。 <かんたろう 蜂須賀躍代表>  「今年になってどんどん上がってきて、値上げをせずにこのままで頑張っています」 水産庁によりますと、不漁が続くシラスウナギの取引価格は、10年前に比べて3倍近くに。うな重は、シンプルな料理だけに原材料の価格は、ダイレクトに経営に影響を及ぼします。 近年、価格の上昇が続きなかなか手が届きにくくなったうなぎですが、この業界に「価格破壊」という概念を持ち込んだチェーン店が静岡県内にも進出してきました。 袋井市内に2024年2月オープンした、うなぎ専門チェーン「鰻の成瀬」袋井店。この店の売りは、何よりも手頃さ。他の専門店の半額程度でうな重を提供しています。その安さには、秘密がありました。 <鰻の成瀬袋井店 木村宏一オーナー> 「機械がオートメーションで組んであるので、我々としたら盛り付けをしてふたを閉めるだけ。これだけになります」 うなぎを調理するのは、独自に開発した企業秘密の機械。職人の代わりに5分で焼き上げるマシンの導入で人件費を削減できるといいます。 また、成瀬が出店するのは、基本的に駅から離れた住宅街やロードサイド。一般的には、飲食店にとって不利とされる場所ですが、ここにうなぎ専門店の強みが発揮されるのです。 <鰻の成瀬袋井店 木村宏一オーナー> 「そもそも、うなぎっていうのはご飯食べたいって時に、ラーメンにしようかな、すしにしようかなではなくて、嗜好食の食材なので、うなぎっていうのを目的に食べにくるお客さんが多いので、特に駅前ではなくても来てもらえる」 袋井店は、もともと牛丼チェーンだった店舗をオーナーが改装しました。同様の店舗は多く、出店コストが低く抑えられていることも安さにつながっています。 <鰻の成瀬袋井店 木村宏一オーナー> 「お客様に手頃で安く、早くボリュームのあるニホンウナギを提供できればと思っています」 職人が焼き上げた高級なうなぎか。チェーン店が手掛けるお手頃なうなぎか。うなぎ業界の競争は激しくなりそうですが、わたしたち消費者にとっては選択肢が増えることになります。 詳細は NEWS DIG でも!↓ https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sbs/1315821

Comment