終戦から3年後、1948年6月28日に福井県を震源に発生した「福井地震」。M7.1の内陸直下型地震で、3万6000軒以上の家屋が全壊し、死者は3700人を超えました。「震度階級7」「建築基準法の耐震規定」導入のきっかけとなった福井地震の傷跡を、名古屋大学減災連携研究センターの飛田潤センター長とともに巡り、福井地震が東海地方に住む私たちに訴える「課題」や「教訓」について考えます。