第80回 オンライン法話 from New York, 修正会 January 5, 2025
法話:名倉 幹、真宗大谷派(東本願寺)僧侶 北米開教使
New York Yonkers草庵よりZOOMオンラインにて 2025年1月5日(日本時間)
修正会として、蓮如上人御一代聞書の第一条「元旦法語」から聞法いたしました。
元旦法語:
一 勧修寺の道徳、明応二年正月一日に御前へまいりたるに、蓮如上人、おおせられそうろう。「道徳はいくつになるぞ。道徳、念仏もうさるべし。自力の念仏というは、念仏おおくもうして仏にまいらせ、このもうしたる功徳にて、仏のたすけたまわんずるようにおもうて、となうるなり。他力というは、弥陀をたのむ一念のおこるとき、やがて御たすけにあずかるなり。そののち念仏もうすは、御たすけありたるありがたさありがたさと、おもうこころをよろこびて、南無阿弥陀仏に自力をくわえざるこころなり。されば、他力とは、他の力というこころなり。この一念、臨終までとおりて往生するなり」と、おおせそうろうなり。
蜂屋賢喜代先生著「人間道」156ページ、「蓮如上人御一代聞書講話」16ページにこうあります。
「真実の他力信心の念仏は、助かった心から出てくる喜びの声であって、ありがとう、ありがとうと思うお礼の心から出てくる念仏である。」
次回のオンライン法話は、1月26日(日)朝9時から(日本時間)、法然上人のご命日(25日)にちなみ、その念仏の教えのご恩徳を偲びて勤めて参ります。
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南無阿弥陀仏