【起動試験!東武80000系 81503F パンタ上げ 起動試験!】東武特急リバティ 500系 507F 南栗橋検査入場、東武ワンマン10030系 4編成検査待ち
2025年01月18日
2025年01月15日より、近畿車輛(徳庵)から甲種輸送されてきた、東武野田線(アーバンパークライン)新型車両 80000系 81503F 5両
2025年01月17日未明 栗橋経由で南栗橋に到着しました。
本日、早速パンタを上げ、起動試験を実施していました。(次の予定の関係で、回送表示のみ撮影)
一方、2025年01月15日 東武特急リバティ 500系 507Fが、南栗橋へ検査入場しました。
検査入場直後に、スカートを外すのが、お決まりのようです。
また、東武ワンマン10030系は、下記4編成が検査待ちの状態となっています。
◆東武ワンマン10030系 南栗橋 検査入場待ち
車番 南栗橋入場
11254F 2024年10月25日
11255F 2024年11月15日
11251F 2024年12月16日(シングルアームパンタ化)
11253F 2025年01月10日(シングルアームパンタ化)
◆東武80000系 81503F 編成
クハ81503-モハ82503(たのしーと)-サハ83503-モハ84503-クハ85503
◆関連動画
①【東武鉄道 新型車両 80000系 本日 甲種輸送!】東武野田線(アーバンパークライン)80000系 81501F+81502F 5両×2編成 近畿車輛→栗橋経由→南栗橋到着!深夜の甲種輸送
https://youtu.be/-Ym_Oae9c3E
②【新型 東武80000系 初めてパンタ上げ 起動試験「回送」「普通 大宮」表示、前照灯、尾灯、警笛!】東武野田線(アーバンパークライン)80000系 81501F+81502F 5両×2編成
https://youtu.be/2AAAyIpDHuU
③【新型 東武80000系 81501F 深夜に本線で初めて試運転 誘導障害試験!同期リラクタンスモーター加速・減速・走行音】
https://youtu.be/S5yByik2Yj4
④【本日 甲種輸送!東武80000系 81503F 5両 近畿車輛→栗橋経由→南栗橋到着!】
https://youtu.be/-zWFxyyn6lo
東武80000系は、民鉄として初のSynRM(=同期リラクタンスモーター)を採用しました。
MT比は、5両で2M3Tとなっています。
SynRM(=同期リラクタンスモーター)は、高トルク、高出力のモーターで、2M3Tでも大丈夫と判断したと思います。
※同期リラクタンスモータシステム(SynTRACS=シントラックス)は、同期リラクタンスモータ(SynRM =シンアールエム)と駆動用インバータ(フル SiC 素子採用)で構成するシステム
今後80000系は、PQ台車試験、東武線内各線試運転、乗務員訓練などを経て、野田線でデビュー予定です。
東武鉄道では、2024年度~2028年度の5年間で、東武野田線(アーバンパークライン)に、新型車両 東武80000系 5両を、25編成導入すると発表されています。
既存車両は、60000系 18編成 6両→5両化、8000系 16編成、10030系 9編成 計25編成 置換えとなる予定です。
80000系 25編成中、5両で新造する編成は7編成のみ。(2024年度は、5両×5編成投入予定)
残りの80000系 18編成は4両で製造され、60000系から取り外したサハ64600をサハ83500として組み込み、5両化する予定です。
2024年06月21日発表の東武鉄道 有価証券報告書によると、
東武80000系投入、東武60000系 5両化工事が、2029年03月(2028年度末)までに完了するとなっています。
◆第204期 有価証券報告書(35ページ)
https://www.tobu.co.jp/pdf/ir/fr/report20240621.pdf
このペースで考えると、2024年度~2028年度までに、東武80000系を毎年5編成ずつ投入、東武60000系を毎年4編成ずつ5両化改造する必要があります。
その間に、8000系、10030系は出来るだけ検査を通さず、廃車にしていくと思います。
おそらく、5両編成化後は、ホームドア(可動式ホーム柵、固定式ホーム柵を含む)を設置の上、
将来的なワンマン運転も視野に入れていると考えています。
東武野田線(アーバンパークライン)は、6両→5両化して、本当に大丈夫かと、私も以前考えていました。
皆さんも、賛否両論あると思いますが、下記データを見る限り仕方ないと考えるようになりました。
今後も、野田線(東武アーバンパークライン)の動きを見ていきたいと思います。
◆野田線混雑率(6両→5両換算)
①北大宮→大宮
2019年 124%
2023年 101%→5両換算 121%(コロナ前と同等)
②新船橋→船橋
2019年 139%
2023年 116%→5両換算 139%(コロナ前と同等)
◆今後の野田線予想
①新型車両 東武80000系 全25編成(車両製造メーカー近畿車輛)
2024年度から毎年5編成投入、2025年春 運行開始。2028年度末までに全25編成投入完了
25編成中 18編成は60000系 中間車 サハ64600をサハ83500として1両組込 2M3T
②東武野田線 60000系 全18編成
2024年度から毎年4~5編成 5両化 2028年度末までに全18編成 5両化完了
中間車 サハ64600 1両抜き 3M2T化
③東武野田線 8000系 全16編成
2025年度から廃車開始 2028年度末までに全廃。全車廃車と予想
次の検切れ、81110F(2025年07月検切れ)までは、60000系の工事予備のため検査入場する可能性あり
東武博物館動態保存車 8111Fは、野田線からは撤退後も車両は残す可能性あり。
④東武野田線 10030系 全9編成
2025年度から廃車開始 2028年度末までに全廃
リニューアル車は、本線に転属により、未リニューアル車を置換える可能性もあるが、廃車の可能性もあり。
未リニューアル車は廃車と予想。
⑤野田線ホーム監視装置等安全設備新設
2028年度末 5両化完了、全線ホームドア(固定柵も含む)設置完了しワンマン化する可能性あり
80000系に車側カメラついており、60000系も車側カメラを設置すると考えます。
◆60000系 5両化改造メニュー(一部予想)
①中間車 (サハ64600)1両抜き 5両化(60000系と80000系でモータが違うため)
②サハ64600の、SIV、コンプレッサを残る5両に移設
③車上バッテリシステムを搭載
④車外カメラ設置(ワンマン化を視野)
⑤80000系の車内インテリアに合わせる改造(『たのしーと』設置)
⑥60000系の車番は615**へ改番
◆関連記事
①【2022年4月28日発表】東武 アーバンパークラインに 5両編成の新型車両を導入します
https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20220428101948xAjXttvVkCPcsLFY-1sKOQ.pdf
②【2023年3月10日発表】温室効果ガス削減に向けて 再エネ省エネ機器導入・省エネ運転に取り組んでいます
https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20230308095247_LwL1XyTPmofsP88SaWBtQ.pdf
③【2024年4月16日発表】2025年から東武アーバンパークラインに 5両編成の新型車両80000系を導入します
https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/202404161247115gFjCdYsG3H5MfjtzUEqxQ.pdf
◆東武野田線 80000系 検切れデータ(3編成×5両=15両)
編成 全検・重検 検切れ
81501F 2024年12月→2028年12月
81502F 2024年12月→2028年12月
81503F 2025年01月→2029年01月
◆東武野田線 60000系 検切れデータ(18編成×6両=108両)
編成 全検・重検 検切れ
61602F 2021年12月→2025年12月
61617F 2021年12月→2025年12月
61618F 2022年02月→2026年02月
61603F 2022年03月→2026年03月
61607F 2022年06月→2026年06月
61605F 2022年07月→2026年07月
61606F 2022年10月→2026年10月
61604F 2022年11月→2026年11月
61608F 2023年01月→2027年01月
61610F 2023年06月→2027年06月
61609F 2023年07月→2027年07月
61611F 2023年12月→2027年12月
61613F 2024年01月→2028年01月
61612F 2024年02月→2028年02月
61615F 2024年02月→2028年02月
61614F 2024年04月→2028年04月
61616F 2024年06月→2028年06月
61601F 2024年11月→2028年11月
◆東武野田線8000系 検切れデータ(16編成×6両=96両)
車番 製造 全検・重検 検切れ
81110F 1981年 2021年07月→2025年07月
8162F 1973年 2021年08月→2025年08月
8159F 1973年 2021年09月→2025年09月(幕)
8172F 1976年 2021年10月→2025年10月
81114F 1982年 2022年03月→2026年03月
81117F 1983年 2022年04月→2026年04月
8164F 1974年 2022年06月→2026年06月
8171F 1976年 2022年07月→2026年07月
8165F 1974年 2022年08月→2026年08月
8158F 1972年 2023年01月→2027年01月
8192F 1980年 2023年02月→2027年02月
8163F 1973年 2023年04月→2027年04月(幕)
8166F 1974年 2023年05月→2027年05月
8170F 1976年 2023年08月→2027年08月
8111F 1963年 2023年09月→2027年09月(東武博物館 動態保存車)
81113F 1982年 2024年06月→2028年06月
◆野田線10030系 転属履歴・検切れデータ(9編成×6両=54両)
車番 運用開始 全検・重検 検切れ
11651F 2020年05月 2021年11月→2025年11月(幕)
11635F 2013年07月 2022年05月→2026年05月
11636F 2013年10月 2022年09月→2026年09月
11652F 2013年04月 2022年10月→2026年10月(幕)
11654F 2020年01月 2022年11月→2026年11月(幕)
11632F 2013年05月 2023年11月→2027年11月
11633F 2019年02月 2024年06月→2028年06月
11653F 2013年06月 2024年08月→2028年08月(幕)
11631F 2013年08月 2024年08月→2028年08月