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天神の新たな顔「ワンビル」内部を公開 オフィスフロアは端から端まで90メートル超 災害による帰宅困難者の受け入れも 福岡

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福岡市が進める再開発促進事業「天神ビッグバン」の目玉の一つ「ワン・フクオカ・ビルディング」が完成し、17日、竣工式が開かれました。4月の開業を前に、内部が公開されました。 この動画の記事を読む> https://news.ntv.co.jp/n/fbs/category/economy/fs954c1c9e9b0943389dee33aadd782d19 福岡市・天神の「福岡ビル」「天神コア」「天神ビブレ」の跡地に完成した「ワン・フクオカ・ビルディング」、通称「ワンビル」。17日、竣工式が行われ、開発事業者の西鉄は天神の“新たなランドマーク”に自信を見せました。 ■西日本鉄道・林田浩一社長 「常に新しいビジネスや文化が生まれる場所となるよう、全力で準備を進めてまいりますので、どうかご期待ください。」 地上19階、地下4階のビルにはオフィスや飲食店、ホテルなどが入居します。延べ床面積は、建て替え前の3棟の合計よりおよそ6割広がります。 17日、内部が公開されました。まず案内されたのは、6階と7階が吹き抜けになった「スカイロビー」です。オフィスフロアの玄関となります。 ■中村安里アナウンサー 「おしゃれなロビーですね。暖色系の照明で温かみもありますし、フロアも木目調で、 ぬくもりを感じます。そして階段の横にはソファーがあり、デザイン性の高さを感じます。」 打ち合わせをしたり、イベントを開いたりできるということで、西鉄は新たな文化やビジネスが生まれる場所にしたいとしています。 ゲートで使われていたのは、顔認証システムです。 ■中村アナウンサー 「すごい。顔を向けるだけで中に入ることができます。ICカードを出さずに中に入ることができるので、とても便利そうです。」 オフィスとして利用される17階をのぞいてみました。 ■中村アナウンサー 「これはかなり広いですね。グラウンドくらいの広さがありそうです。そして天井の高さも高いので、開放的な空間です。」 フロアの端から端までの距離は91.2メートルです。天井までの高さは3メートルと、通常のオフィスより30センチほど高くなっています。常時換気しやすい2重窓で、感染症対策も施されています。 ■中村アナウンサー 「わあ、高い。ここから見ると、街を歩く人の姿がすごく小さく見えます。」 さらにもう1つ、ワンビルが誇る機能は防災面です。巨大地震に備え、ビルには揺れを吸収する最先端の装置や、72時間電力を供給できる非常用発電機などが備えられています。また、下水道の本管が断絶しても、3日間はトイレを使うことができるということです。 ■中村アナウンサー 「こちらは地下にある倉庫です。ここに災害時の備蓄品が保管される予定です。」 災害で帰宅困難者が出た場合、500人余りが一時避難できる空間と非常食も確保しています。 ■林田社長 「自然災害などが大きな課題となっています。市民の皆さまにとっても非常に有益なビルになっています。」 天神の新たな顔としてさまざまな役割が期待される「ワンビル」。開業は4月24日の予定です。 改めて「ワン・フクオカ・ビルディング」について見ていきます。 地上19階、地下4階で、延べ床面積はみずほPayPayドームの2個分の広さです。 その内部です。地下2階から地上4階までが商業フロアです。地元の有名店などが集まる「天神のれん街」や蔦屋書店、レストランが入ります。 5階は福岡の人気イタリア店が料理を監修する「食堂」で、ワンビルで働く人だけでなく誰でも利用できます。 最上部の18階と19階には、街を一望するテラスなどを備えたホテルが入居します。 最新のニュースは https://news.ntv.co.jp/n/fbs をご覧ください。 X FBS福岡放送ニュース(@FBS_NEWS5)でも発信中。 https://twitter.com/FBS_NEWS5

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