【飛ばし】ドライバーの飛距離をもっと伸ばしたい! その願いに答えようと、巷にはさまざまな教えやレッスンが飛び交うが、さてその中、今回、湯原がまずもって伝授してくれた手法は⁉《第96回》
今回のテーマを提供してくれた女性聴講生、兼スタッフは当講義制作担当、伊藤の大学時代の同級生です。ですから年齢的にはもう……。講義内でも紹介しているように競技志向者で、ここ数年は関東女子シニア選手権で上位に入り、日本女子シニア選手権への出場を目指しています。
そんな彼女。最近、スイングをいろいろいじりすぎて飛距離が落ちたと悩んでおり、湯原プロ取材前は「飛ばしの理論なんかもういらない。何かすぐに身につくようなヒントとか、パッ、パッと練習できて、それでいて早めに効果が出るようなアドバイスが欲しい」などと希望していました。そこで私「そんな都合のいい流れ、期待しないほうがいいぞ」と忠告しておきましたが、さすがは湯原プロです。ズバッと彼女の望みに突き刺さる解答で、しかも直接指導のおまけ付き。彼女自身、諸々の悩みが吹っ飛んで、自分が進むべき道が拓けた、と喜んでいました。……その内容、当然、皆さんの多くの方にも参考となるであろうと自負してます。
ゴルフ界随一の理論派プロ
代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学5年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。
《目次》
00:00 湯原と飛ばし
01:56 もっと飛ばすには⁉
03:27 速く振る練習に励む
04:06 軽いモノを振る
08:01 体の使い方も向上
10:37 実技・速く振る
12:06 速く振る・訓練一端
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