今年1月、イチロー(51、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が、日本人初のアメリカ野球殿堂入りを果たした。史上2人目、さらには野手史上初めて“満票”での選出を期待されたが、わずか1票届かず得票率は99.7%だった。イチロー氏はこの結果を受け止め、こう心境を明かした。「1票足りなかったというのは、不完全であるから進める。頑張れる」
快挙の舞台裏を独占映像で描くドキュメンタリー。日本人初の快挙を遂げる前日から6日間の取材を開始。殿堂入り選出の第一報を受ける瞬間と決定後の第一声や、野球の聖地クーパーズタウンにプライベート機で移動する様子や野球殿堂博物館で行われたイベントに密着。今まで誰も見ることのなかった舞台裏を公開。
独占取材の中で、イチローは胸の中に秘めていた様々な思いを語ってくれた。屈辱とプレッシャー、そんな感情が入り交じり迎えたデビュー戦で、後の野球人生を大きく変えた出来事。野球人生で初めて自らチームを選べる状況にあった、“日本球界復帰”という選択肢。そして、苦難を共に乗り越え支えてくれた妻への感謝…。殿堂入りを果たした今だからこその真実が初めて明かされる。
※アメリカ野球殿堂入り
メジャーで10年以上プレーした選手が引退から5年で資格を得る。2019年3月に現役引退したイチロー氏は、2024年に資格を獲得。全米野球記者協会に10年以上連続で所属する約400人の記者が投票し、75%以上の得票で殿堂入りとなる。有資格者(今年は28人)から最大10人まで投票可能。
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