プリーモ・レーヴィはユダヤ系のイタリア人で、化学者として働きながら文学作品を書きました。 今回はレーヴィの一風変わった短篇小説「ケンタウロス論」を取り上げて、外国語で書かれた文学を読む意義についても考えたいと思います。(参考図書)プリーモ・レーヴィ『天使の蝶』関口英子訳、光文社古典新訳文庫、2008年。
講師:山﨑 彩 (東京大学 教養学部 教養学科/准教授)
※所属・役職は講演当時のものです。
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00:30 はじめに
04:00 イタリアとはどんな国?
12:00 外国語で書かれた文学作品を読む意義
14:30 イタリアからアウシュヴィッツ強制収容所に送られたプリーモ・レーヴィ
17:22 「ケンタウロス論」について。
22:30 「神曲」と「ケンタウロス」
39:40 ケンタウロスの恋
45:20 人間による裏切り
57:00 プリーモ・レーヴィが生きた時代の歴史的背景
1:05:00 なぜ「書く」のか
1:09:25 3.「ケンタウロス論」の解釈
1:13:30 解釈1「ケンタウロス」とはプリモ・レーヴィである
1:14:40 解釈2「ケンタウロス」とはユダヤ人のことである
1:18:15 解釈3「ケンタウロス」とは少数派に属する人々すべてのことである
1:23:00 この物語は何を表しているのか
1:23:45 質疑応答
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