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命知らずのハンターが銃なしでヒグマを追ったらこうなる。【クマにあったらどうするか?】act2

すずしん工房 593,093 4 years ago
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※トラブル防止のため、コメントは承認制です。こちらで承認されるまでお待ちください。 すずしんの今回の行動は経験者だから出来るもので、絶対に真似してはいけません。 ただ、この動画でヒグマの生態が少しでも垣間見られれば、ヒグマと人間の遭遇事故の未然防止に繋がりますので、動画の拡散をよろしくお願いいたします。 また、チャンネル登録していただけると、再生回数が伸び、より多くの方に観ていただけますので(それが事故防止に繋がるので)、どうぞ、チャンネル登録の方もよろしくお願いいたします。 ↓前回の「クマにあったらどうするか?」URL↓ https://www.youtube.com/watch?v=xuX0edJ5-Lo&t=239s ヒグマの親子など北海道の動物全般が短くまとめられた、 北海道の自然【HOKKAIDO NATURE】 https://www.youtube.com/watch?v=7B_Xp6FzS1o&list=PLhoNUFn7E4NK8MQXXwcRu91HnWPtvadE6 また、ヒグマに関心のある方が多いようなので、こちらの"鹿の肉を食べたヒグマの痕跡"も参考になるかなと思いますのでここにURLを追加いたします(2021/07/31現在)。 第8回すず'sキッチン「行者にんにく葉の豚バラ包み焼き」~行者にんにくパンを添えて~ https://www.youtube.com/watch?v=WiGHLLn3Rbk&list=PLhoNUFn7E4NKNBTuuGfux3Ot-TrBYObFA&index=8 実際に熊に遭ったら、どう行動すれば良いのか。 ↓以下、一般的なヒグマの対処法の羅列↓ 事前準備 ・熊除け道具…鈴、爆竹、ラジオ。 ・熊が出る場所かどうかの下調べ。 ・熊のいる地域に行くのなら、鉈などの比較的強力な刃物の持参。 ・お金に余裕があり、ヒグマのいる地域に頻繁に入るようであれば熊スプレーの購入と  持参を推奨します。 不運にも遭ったら ・遭っても、驚いた声を上げない。 ・目を見て(親子なら母親の目を見る)、背中を向けずに後ずさり。  このとき、絶対に目線を外さないこと。転んでも焦って背中を向けないこと。 ・距離を取れて、見えなくなったら速やかにその場から立ち去る。 ・ハンティングやトラッカーの経験がない限り、撮影や深追いはしない。 (すずしんは経験者) それでも目の前に来るようなら ・ヒグマは突進威嚇行動(ブラフチャージ)という、目前まで走って迫ってくることを  繰り返す行為をする場合があります。このヒグマの迫ってくる行為を恐れて、  「背中を向けてしまう」ために襲われてしまう可能性が大いにあります。  被害者の後頭部に傷がある場合は後ろから襲われた場合に付くもので、このヒグマの  突進威嚇行動の際に、背中を向けてしまったことが原因とも考えられます。  絶対に背中を向けないようにしましょう。  ただし、威嚇であるのか、襲うための突進であるのかは見分けが付きません。  ヒグマの手の届く距離になったら、以下を参考に行動を起こしてください。 ・追い払うように腕を広げて、大声を放つ。  ただし、相手が子を連れた母熊なら逆効果になることがあるのでその場合は後ろに  目線を送りながら走って逃げるしかない(マラソン走者のように後ろに目配せする)。  母熊は子と離れすぎることを嫌うので途中で追ってこなくなる場合がある。  親子の場合、走って逃げて助かる例が多くあるのはこれが理由。 ・死んだフリはしない。  熊は賢いので生きているかどうかが分かる。ちょっと引っかかれるぐらいでも肉が  千切れるため、死んだフリは継続が難しい。  本気の失神なら、人の気配が消える(脳波がなくなる)ので助かる場合もある。  これで助かる例が実際にあるので、死んだフリが有効という話が残っている。    ゼロ距離で襲われたら ・首を守る。  ザックや腕で首を守り、致命傷がなければ、熊が追撃を途中でやめて助かる場合もある。 ・足に自信があるなら身に付けた道具を捨てながら、走って逃げる。  襲われてもこれで助かる例が少なくない。 ・ナイフなどの刃物で戦う。  襲われた際に生還する例が一番多いのがこの行動。  熊は好戦的な生き物ではないことが分かる。  狙い点は敏感な鼻、目。  川原だと石が多いので石で鼻を狙うと効果がある。  今回はとっさに鹿角を拾い、武器にした。  しかし、武器があれば勝てるというわけではない。  追撃をせず、すぐにその場を離れること。 事後処理 ・近隣に民家等があるようであれば、ヒグマの目撃情報として警察に電話すること。 ・知り合いに釣り人や山菜採りに入る方がいるようであれば、教えてあげる。 ↓すずしんの個人的なヒグマの見方↓ ・熊は人をよく観察しており、感情を読めるので、こちらが怖気づくと分かる。  怖いのに笑いながら「おーい」と呼ぶように声をかけると熊は感情が読めるので、  人間に馬鹿にされたと思い、襲ってくることがある(弱気であることを見抜ける)。  なので、自分が怖がっている場合、大声を出してもそれは見抜かれるので逆効果に  なることがある。  「弱いクセに威嚇するな!!」と熊が逆上すると考えられる(無暗な刺激となる)。 ・ハンターは声を上げて、熊を追い払える。これは世界的に共通。  追い払うための声には威圧や気迫があるので、熊はその声質から人の感情や行動を  読み取り(熊が賢いと言われる所以)、無用な争いは避け、逃げていく。  今回のすずしんの「ハッ!」という声がそれ。  編集で音量を下げたが、かなりの声量。  ただし、追い払いの声で逃げなくなった熊は人慣れしており、人と接触するのは  時間の問題で非常に危険。駆除対象になる(お互いに不幸)。 ・すずしんはヒグマを狩猟で追った経験から、ヒグマは左右に対する動きに敏感で  (この点はエゾシカも同じ)、自分の体のシルエットの内側でゆっくり動作をする  場合は気づかないことが多いです(狩猟中であれば銃への弾込め、釣りや登山中で  あれば熊スプレーや爆竹の用意など)。  これは動物の概念的理解度が低いために起こることかと思います。  なので、ゆっくり立ち去る場合には、なるべくヒグマに対してまっすぐな動きで  離れると効果的だと考えられます。 ・共存が大切  どこかで線引きをしなければならない。  どちらも命を失いたくはない。  ナワバリ、テリトリーを荒らすような行動はしない。  (ハンテイング以外での執拗な追跡行為など)。 使用音源: 「n36作戦会議」 フリー音楽素材H/MIX GALLERY #ヒグマ #北海道 #クマ

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