【澤野弘之】Ado「Tot musica」の圧倒的な作曲デザインを解剖する音楽ディレクター【海外の反応】【reaction】
澤野弘之さんが作曲したAdo「Tot musica」に対する海外の反応です。アメリカの音楽ディレクターであるトニー兄貴が、圧倒的な作曲デザインとボーカルパフォーマンスを賞賛しているreaction動画です。
【Ado】Tot Musica(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
https://youtu.be/V9_ZpqfqHFI
◆再生リスト(トニー兄貴×音楽分析)
https://youtube.com/playlist?list=PLPdqwz1xNc1T_2jmCfOzQISzWRf6IljpI&si=tzpdbIrco3Qvuin9
◆本動画の内容と解説
音楽ディレクターであるトニーさんが、Ado「Tot musica」を解説しています。楽器サイドを重視した音楽分析です。
まずイントロでは、この曲の支配力に圧倒されている様子でした。Adoさんの歌唱力はもちろんですが、それを支えるシンセサイザーの持続音に感銘を受けたようです。「オレが作曲したらダメになるよ」「オレだったらパーカッション(打楽器)を詰め込んで台無しにしちゃうよ」とコメントしていました。おびただしい音でAdoさんの歌唱力を支えようとするのではなく、むしろシンセサイザーのドローン(持続音)によって、ボーカルからにじみ出る情熱を支えている点を賞賛していました。
またAdoさんの歌唱力があまりにも圧倒的なので、改めてトニーさんご自身の分析スタイルについて言及する場面もありました。「オレは歌詞を分析するスタイルじゃないよ」「ボーカルの楽器的な機能を重視するよ」とコメントしていました。メロディー推移・音響・スタイル・楽節の区切り方・音の強弱などを表現できるボーカルは、ほかの楽器と同じように「演奏」されるものだと、トニーさんは考えているようです。そうした分析スタイルだからこそ、多くの人が注目しがちなボーカルばかりに注意が集まることを避け、作曲デザインを深く味わうことが可能なのだと考えられます。
楽曲の各パートの分析では、軽いタッチのピアノ・脈打つベース・シンセの持続音・パーカッションなど、楽器ごとに演奏を聴きとって解説していました。Aメロ・Bメロ・サビなどの箇所ごとに、それぞれの楽器が弱まったり強まったり消えたり入ったりしており、めまぐるしく変化するデザインを深く味わっている様子でした。またボーカルにおける楽節の区切り方についても賞賛しており「すばらしい音楽的な発想」と表現しています。
作曲全体として俯瞰して考えると、強弱のついたダイナミックな変化に注目している様子でした。地殻変動のような圧倒的な支配力のあるパートがある一方で、やわらかいボーカルや落ち着いた楽器演奏が中心となる静かなパートもあり、それらのコントラストに感銘を受けたようです。サビのように盛り上がるかと思えば、その代わりに落ち着くパートもあり、「なんて賢いんだ」とコメントしています。
Adoさんによる圧巻のボーカルだけではなく、澤野弘之さんの見事な作曲デザインも楽しみながら、この名曲を分析してくれています。動画のラストでは「音楽について語るのはワクワクするよ」という発言もあり、楽しみながらリアクションしてくれた様子でした。
◆元動画
MUSIC DIRECTOR REACTS |【Ado】Tot Musica(UTA from ONE PIECE FILM RED)
https://youtu.be/vADauS-q6e8
◆リアクター様のチャンネル(DrumRollTony Reacts)
www.youtube.com/@DrumRollTonyReacts
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