本書をご覧頂く方でしたら、何方も親指AFを良くご存じの事でしょう。
シャッターボタン半押しの代わりに、親指でAFを起動する、アレです。
ちょっと考えると、人差し指1本でAFとシャッターの両方を操作できるシャッターボタン半押しAFの方が便利な気もします。
ところが、プロが使っているとか、中級機以上のデジカメの背面にAF-ONボタンがある事や、ネットで親指AFを礼賛する記事が目立つ事から、真似して使っている方もいらっしゃる事でしょう。
ですが、本当に便利なのでしょうか?
という訳で、親指AFにネットで言われる様なメリットが本当にあるのどうか、じっくり検証してみたいと思います。
なお本書の最後に、親指AFとシャッターボタン半押しAFの本質的な違いをお伝えしますので、楽しみにしておいて頂ければと思います。