2010年10月26日。中部国際空港を出発したANA325便が、旭川空港へ向かっていました。管制官に針路と高度を指示されながら降下していましたが、空港東側の山岳地帯で、地表への接近を警告する装置が作動。すぐに上昇して、一旦は警告が止まったものの、上昇を緩めたところ、再び作動。結果的に地表から700フィートまで降下する事態になりました。なぜ、325便は山へ異常接近する事態となったのでしょうか。今回は、ANA325便が地上への衝突を回避した、重大インシデントについて、調査報告をもとに解説します。
・調査報告書
https://www.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/rep-inci/AI2012-1-2-JA55AN.pdf
そのほかの使用素材はチャンネルの概要欄をご覧ください
https://www.youtube.com/c/kijokuron/about
▼チャプター
00:00 重大インシデントの概
01:18 ANA325便の概要
02:32 重大インシデント発生まで
05:38 作動したEGPWS
07:07 再び作動したEGPWS
08:48 なぜ重大インシデントは起こったのか
12:05 事故を受けての勧告