[ 【BE:FIRST「Spacecraft」MV】
https://youtu.be/gR2NELjLQEQ?si=VIHEcvrhqKjDT0Ta
↓でフック(サビ)部分の歌詞考察してます。
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どうも、金やんの相棒で編集スタッフのしんちゃんです。
今回はBE:FIRST「Spacecraft」初見MVリアクションで歌い方楽曲解説!
BE:FIRSTは、2月5日両A面シングル「Spacecraft/Sailing」をリリース。
1.Spacecraft
2.Sailing
3.誰よりも (映画「誰よりもつよく抱きしめて」主題歌)
4.I just wanna be myself ~One of the BE:ST-02 LEO~
2024年11月4日「Sailing」、2025年2月3日「Spacecraft」が配信で先行リリースされています。
「Sailing」はアニメ『SPECIAL EDITED VERSION 「ONE PIECE」魚人島編』エンディング主題歌、基本的にはノリのいい歌ものという感じの爽やかな楽曲。
「誰よりも」はバラードと、タイプの違った曲が揃っていて、様々なBE:FIRSTの魅力が感じられるシングルになっていますね。
「Spacecraft」は、作詞にSHUNTOさんが参加、振付はSOTAさんが担当。
去年から開催された初のドームツアー「BE:FIRST DOME TOUR 2024-2025 "2:BE"」のために書き下ろされた曲です。
計4都市をまわり全9公演、合計で約30万人を動員して大盛況のうちに幕を閉じました。
そして、自身初となるワールドツアー【BE:FIRST World Tour 2025 Who is -BE:FIRST?-】を発表。
4月〜7月までロサンゼル、スニューヨーク、ロンドン、パリなどを含むアジア、ヨーロッパ、北米の計9つの国と地域、全15都市を回るツアーとなります。
そういった世界進出への思いも「Spacecraft」からは感じられますよね。
これまで日本から海外に進出したアーティストは数少ないですし、その中で大成功を収めて世界中に名を轟かせたのは?と聞かれると難しいところでもあります。
だからこそ、「ひっくり返す常識ごと全部」。
誰も成し遂げられてないからと言ってやらない選択肢はないんだ、自分で選び取って切り拓いていくんだ、と力強く言い切る歌詞が印象的です。
動画では全体的な歌詞のイメージを読み解いていきましたが、ここでフック(サビ)の歌詞に注目して考察してみたいと思います。
[ Time paradox この地球ごと全部 ]
paradox(パラドックス)というのは直訳すると「逆説」で、正しく見える前提や論理から、納得しがたい結論に行きついてしまう状況のことを指します。
「タイムパラドックス」として有名なのが、「親殺しのパラドックス」というタイムトラベルにまつわる逆説。
タイムマシンで過去の世界の自分の父親となる人物を母親と出会う前に殺してしまったらどうなるかを問うものです。
父親を殺す→自分が生まれてこない→タイムトラベルができない
→自分が存在しなければ父親は殺されない→自分が生まれてタイムトラベルをして父親殺しをする…
このように正しい認識を積み重ねても論理的に矛盾してしまう、という説。
その後に「この地球ごと全部」と続いているので、
論理的に矛盾してしまうとしても、全世界や地球を巻き込んだ大きなスケールで、
今の世界のルールや時間や空間に囚われず、すべてを再構築していくという覚悟を表していると言えます。
[ どっちがいい?Eeny, meeny, miny, heaven ]
「Eeny, Meeny, Miny, Moe(イニミニマニモ)」というのは英語の童歌のようなもので、日本でいうと「どれにしようかな、神様のいう通り」に当たります。
しかし、ここでは最後が「heaven(天国)」となっています。
「天国」という言葉が象徴するのは、理想的な未来や平穏なゴール。
現実の選択においても、結果は偶然ではなく、自分自身の意思で理想の世界を選び取る、という決意が読み取れます。
ちなみに、後に出てくる「seven」と韻を踏んでます。
[ Oh now you fade to black ]
「fade to black(黒に褪せて消える)」は、映画などで「黒へフェードアウトする」「暗転する」という意味で使われる言葉。
終わりを意味する映画的な表現でもありますが、新しい物語の始まりを象徴しているとも取れます。
そして、「you」となっているのでリスナーたちのことを指している。
リスナーに向けて、一旦今までの常識や価値観などを捨て去り、再構築して新しい次元へ向かおうというメッセージ性が感じられます。
[ Spacecraft's watching you ]
この部分は動画の解説にもある通り、自分たちの思いを乗せた船の比喩と捉えます。
宇宙船は未知の次元への乗り物や手段として、既存の世界を超えることを象徴しています。
世界を夢見て活動をしてきた彼らの思いを乗せた船が飛び立ち、これから現実で世界進出していくという背景を考えると、「宇宙船が君を見ている」という表現は、君はついてこないのか?という問いと取ることもできます。
[ ひっくり返す常識ごと全部 ]
前半部分と同じように、現実世界の固定観念や社会的ルール、既存の枠組みを破壊し、まったく新しい価値観を作り上げるという気持ちを表しているようです。
従来の価値観に囚われるのではなく、自分自身の理想に従って新しい未来を作り出すという強い意思が込められているように感じられます。
[ こっちに来い We "invisible seven" ]
非常に象徴的なフレーズの「invisible seven(見えない7人)」。
「invisible」という表現は、表に見えていない力を指す可能性があります。
「存在する=見えている」という当たり前のことさえもひっくり返すような存在と考えてもいいかもしれません。
そして、「こっちに来い」とあるように、仲間や同士を集めて共に未知の領域へ行こうとする誘いとも解釈できます。
孤独ではなく、同じ志を持つ者たちと共に行動することの重要性が表現されています。
前半の部分と繋がってくる歌詞で、「リスナーを一人にしない、一緒に行こう」というメッセージと考えてもいいでしょう。
[ Oh now you fade to black ]
フックで繰り返されるこの歌詞は2回出てくることで、新しい段階の始まりをより強調します。
どっちがいい?と天国を選択肢に出したり、「宇宙船が君を見ている」「こっちに来い」という言葉で自分たちの目指す先を提示して、最終的に暗転していく。
これまでの物語が一度終わりを迎え、ファンと共に新しい価値観を作り上げる物語が始まることを示唆しているのではないでしょうか。
このように、楽曲としてはフック部分はふわふわと浮遊感のある雰囲気で力強さを感じるセクションではないのですが、
歌詞の内容としては常識をぶち壊して俺たちが世界を変えていくんだという強い意思を感じるものになっています。
夢見てきたワールドワイドな活動がこれから現実的なものになっていく感覚を肌で感じながらドームツアーのために制作したのが伝わってくるような素敵な作品に仕上がっていますね。
MVでは、フックの「now you fade to black」の後は1番も曲のラストも黒い画面に切り替わります。
歌詞の内容を考えると、もしかしたらドームツアーで第一章が終了して、第二章の新しいステージへ向かうということが示唆されているのかもしれませんね。
となると、次にリリースされる楽曲が気になってくるところでもあります。
今回初めてBE:FIRSTを取り上げさせていただきましたが、歌詞もサウンドも映像も非常に凝っていてカッコいい作品でした。
今後も解説動画で取り上げていく予定なので、メンバーや楽曲の情報をコメントで教えていただけるとありがたいです。
BE:FIRSTは春からワールドツアーが控えているので、今年も目が離せませんね!
ということで、BE:FIRST「Spacecraft」初見MVリアクションで歌い方楽曲解説でした!
最後までご覧いただきありがとうございました!
【カネタケヨシヒロについて】
シンガーソングライター、作曲家、YouTuber、ボイストレーナーとして活動中。
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