日本女性の美しさ.....
とりわけ心の美しさを、そっと読者に提示する.....
まさに山本周五郎ならではの物語。
連載 日本婦道記より「墨丸」
幼くして出会い.....そして悲しみの中で
別れた二人が.....。
ある日、突然の再会.....
その時の女性の立ち居振る舞いが.....
男でも泣けます。
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山本周五郎
1903年 山梨県生まれ。
横浜市の小学校卒業後、東京の質屋
「山本周五郎商店」に住み込んだ。
やがて、その屋号がペンネームになった。
直木賞を断わるなど骨太な気骨ながら、
その作風は 身分・立場の違いを超えた
人間の交流も美しく、切なく描き続けた。
特に「武家もの」「下町もの」で独自の世界を作った。
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小倉一郎
俳優
子役からのキャリアは長い。
ナイーブな青年像で青春ドラマで大活躍。
現在も細面の容姿は変わらず、彼にしか演じられない
人間の深みのある役は定評がある。
小心者をやらせたら、右に出るものはいない、とも言われている。
その他現在は、俳人としても活躍中、俳号は蒼蛙。