2007年3月撮影【FHD60p】
日本の蒸気機関車で最も一般的なバルブギア(弁装置)といえばワルシャート式ですが、この機構の動きは蒸気機関車の大きな魅力の一つです。
シリンダーに送り込まれた蒸気はピストンを動かし、クロスヘッドを介してメインロッド(主連棒)へと伝わります。そしてサイドロッド(連結棒)で繋がれた動輪を回転させます。
軸配置2C1(パシフィック)のC571号機は、国内最大1750mmの巨大な動輪がダイナミックに回転します。
細いボイラーと大きな動輪の対比が美しいことから貴婦人の愛称で親しまれました。
2007年3月、C571号機はSLやまぐち号運転開始当初からの集煙装置を装着して試運転に臨みました。
#C571
#蒸気機関車
#SL