WINNERWEL Nomad View Lサイズの薪ストーブを購入しました。テンマクデザイン サーカスTC BIGにインストールしていきます。薪ストーブインストールに際しては煙突をテントから出す箇所の熱による生地、チャックの溶損、また煙突から出る火の粉によるテント生地の穴明きが考えられます。大切なテントを熱、火の粉から守りたい、そんな思いを込めて熱対策、火の粉対策を講じました。
【熱・火の粉対策】
①煙突にサーモバンテージ巻き及び煙突プロテクターにも耐火シート巻き対策を行い接触するテント生地、チャック等への熱をブロック
(材料)
煙突へのサーモバンテージ巻き LEDAUT(レダホト) サーモ バンテージ(ゴールデン)結束バンド付き 幅 (5cmX15m)
煙突プロテクターへの耐熱シート巻き ロゴス(LOGOS) たき火台シート 80cm×60cm
その他 追加のステンレス結束バンド ステンレス針金
②純正のスパークアレスターに加え、更に金網サイズを小さくした自作スパークアレスターを合体、純正+自作のWスパークアレスターによる火の粉通過のブロック。純正金網の網目5.5mm、自作金網の網目3.06mm これにより大きな火の粉の通過を抑え、自作スパークアレスター金網面積は純正金網面積の1.7倍とした。これにより長時間燃焼による金網の煤つまりを抑える。
(材料)
自作スパークアレスター ステンレス金網 7メッシュ 網目3.05mm 線径0.57mm(金網は下記アドレスの商品カテゴリー 「金属メッシュ ステンレスメッシュ」で購入しました)
https://www.amimesh.net/
その他 100均ステンレス容器/ボルト・ナット・ワッシャー・長ネジ・蝶ネジ・カラビナ・Wリング・ステンレス板等々
【実際、薪ストーブの火入れによる確認】
①薪ストーブ点火後、5分もしたらサーモバンテージより煙が出てきたが30分後には収まりました。バンテージ施工後は空焼きで煙出しをしておくと良いです。煙突のサーモバンテージ、煙突プロテクターへの耐火シート巻きにより熱いが手て触れるレベルでテント生地、チャックへの熱の影響は回避出来る思われます。
②煙突から火の粉が出てしまう要因には
・不十分な薪の乾燥
・針葉樹のような樹脂(松脂等)を多く含む薪
・薪ストーブ内の不完全燃焼状態
・薪を沢山入れ過ぎ一気に燃やしてしまうと上昇気流
(ドラフト)が強くなり、完全燃焼前に火の粉が出てしまう
・煙突内に煤、タールが大量に付着している これらが着火
して出てしまう
・煙突の長さが短く完全燃焼するまでの距離が短い
等々が有るそうです。今回は煙突の長さを短くして火入れを行いましたが、微細な火の粉は出るものの、大きな火の粉は出ませんでした。本対策の金網の網目サイズを小さくする事により完全ブロックとはいきませんが、更に大きな火の粉はブロック出来ると思われます。微細な火の粉を抑えるにはより小さな網目サイズが良いかと思いますが、今度は煤詰まりとなってしまいます。燃焼は約2時間続けましたが著しい煤詰まりも無く、網面積1.7倍により一昼夜・連泊使用に耐えられると思います。また別の日にはWINNERWEL PipeOvenと煙突追加により煙突が長くなった状態としました。さすがにスパークアレスターまでの滞空時間が延びた為、火の粉は殆ど見受けられませんでした。今後更に長時間使用、悪条件使用等により、火の粉の挙動、煤の堆積を観察していきたいと思います。
【キャンプギヤ】
WINNERWEL Nomad View Lサイズ
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【WEB】
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