寝台特急 富士・はやぶさは、2005年のダイヤ改正で併結となったブルートレインです。東海道本線のブルートレインは利用低迷で順次廃止されており、この富士はやぶさが最後のブルートレインとなりました。ここでは、その雄姿をご覧いただきます。
ブルートレインのエースと言えば24系25型だと思うのですが、この富士はやぶさは14系寝台車となっていました。それだけでも格落ち感が否めません。名古屋に到着する富士はやぶさ。到着時刻は23時前なので、寝台列車の利用としては使いやすい時間だと思うのですが・・・全盛期は過ぎたとはいえ、客車12両は普段の電車からすれば長い編成でした。
どちらかと言えば、上り列車を存分に見ていただきましょう。ある日は、遅延のため明るく撮影できました。熱田の手動踏切を通過しましたが、この踏切も今は廃止されています。先に述べたように、14系客車となったことで帯の色がバラバラになりました。かつての編成美もなく、撮影のモチベーションは下がっていました。とはいえ、縮小の一途でしたので、できるだけ撮るようにしました。
由比付近を行く富士はやぶさ。ブルートレインは後ろ姿もサマになります。
沼津駅に到着。この駅が高架化されることは既定路線でしたので、ホームのつくりは昔のままでした。実は2023年現在も大差ありません。
東京駅に到着。大分・熊本からの長旅もこれで終着です。牽引機を切り離し、客車の反対側に向かいます。すでにブルートレインはこの1本のみだったので、以前のような順送りはせずそのままエンド交換してました。
折り返し新橋を回送し、品川に向かいます。ブルートレイン基地だった品川も、今はすっかり変わってしまいました。
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