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フラジャイル Fragile 長谷川きよし (Kiyoshi Hasegawa) & Special Trio

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長谷川きよし (Vocal & Guitar) フェビアン・レザ・パネ (Piano) 吉野弘志 (Bass) ヤヒロ・トモヒロ (Perc.) 江古田 BUDDY (バディ) 1997/5/22 このライヴ音源は、僕のライヴやコンサートをサポートしてくれている何人かの音響オペレーターの一人で、PAはもちろん、特に録音が好きで、高いクオリティーのデータをきちんと残してくれていた国重氏の協力で、日の目を見ることになった録音の一つです。 ロシアのウクライナ侵攻のさなかにアップロードしようと思っていたわけでは決してないのですが、偶然の結果としてそうなったということにも何かの意味があるのかもしれません。 スティングのフラジャイルを日本語にして聴いていただきたいと思って訳詞を作って歌いはじめたのは、1993年の”ACONTECE”のレコーディングの少し前、つまりほぼ30年前のことです。話せば長い紆余曲折の末、結局叶いませんでした。 その時に力になってくれたのがジャーナリスト、ノンフィクション・ライターの川井龍介さん。人間を愛し、音楽を愛し、社会の不条理を許さない、得難いジャーナリストです。 その川井さんがフラジャイルの曲ができた背景を書いた記事から引用させていただきます。 「人権問題や環境問題に一貫して強い関心を寄せてきたスティングが、この曲をつくったきっかけは、当時中米ニカラグアで起きた内紛で、新米の民兵組織「コントラ」によって殺害された若きアメリカ人技術者ベン・リンダーの死でした。 「平和部隊(Peace Corps)」というボランティアの一員として、ニカラグアの郡部で水力発電開発に従事し、現地のこども達のためにも活動していた彼の死は、事件後大きく報じられます。 『現在の様な状況下では、「民主的自由のためにたたかう人」とドラッグに手を染めたノンポリのゴロツキ、また、平和部隊のボランティアとマルクス主義革命論者との見分けが、ますますつきにくくなっている』。スティングは、アルバムのライナーのなかでこう語っています。」 ※「切ない歌がききたい」(川井龍介著、旬報社)より (長谷川きよし) フラジャイル Fragile Lyrics & Conposed by Sting 訳詩 長谷川きよし 刺し殺され 流れた血潮 夕日の色に 乾いてゆく 明日雨が 洗い流しても 僕らの胸に 深く刻まれて 最後は力で けりをつけるのか 暴力からは 何も生まれない でも奴らの手にかかったら 人はどれほど脆いことだろう ずっと降り続く雨 まるで星の涙  まるで星の涙 ずっと雨は告げている 人はどれほど脆いものか (間奏) 刺し殺され 流れた血潮 夕日の色に 乾いてゆく 明日雨が 洗い流しても 僕らの胸に 深く刻まれて 最後は力で けりをつけるのか 暴力からは 何も生まれない でも奴らの手にかかったら 人はどれほど脆いことだろう ずっと降り続く雨 まるで星の涙 まるで星の涙 ずっと雨は告げている 人はどれほど脆いものか ずっと雨は告げている 人はどれほど脆いものか 人はどれほど脆いものか

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