ウクライナ侵攻でロシアが見せた「核の恫喝」は、核抑止体制への明白な挑戦である。
広島出身の岸田首相は、核軍縮・不拡散に向けた日本の貢献拡大への意欲を示す。
5月のG7広島サミットをその大舞台としたい考えだ。
だが、今や核保有国と非核保有国の間の対立や、保有国同士の不信は一段と深まっている。
軍備管理体制に参加しない中国は、核戦力増強を加速させている。
日本や東アジアの安全は目下、米国の「核の傘」抜きでは維持しえない。
一方、被爆地・広島からは「核兵器のない世界」を求める声はやまない。
「核廃絶」の理想と「安全の確保」の現実--両者のバランスをどう取っていくのか。
日本の役割はなにか。専門家らと探る。
収録:2023年4月15日(土)12:15~17:35
G7広島サミット開催記念シンポジウム「核兵器のない世界に向けて――安全への道筋は」
をライブ配信しました。特別協力の広島テレビ放送の映像です。
▽02:03
主催者挨拶
山口寿一・読売新聞グループ本社代表取締役社長
開会挨拶
越智光夫・広島大学学長
ビデオメッセージ
岸田文雄・内閣総理大臣
▽16:44
基調講演「緊迫する安全保障環境 米国の核戦略は」
ブラッド・ロバーツ・元米国防次官補代理
米ローレンス・リバモア国立研究所グローバルセキュリティリサーチセンター所長
▽01:15:06
セッション1「東アジアの安全保障と核抑止の行方」
パネリスト:北岡伸一・東京大学名誉教授、兼原信克・元内閣官房副長官補、小泉悠・東京大学先端科学技術研究センター専任講師
▽02:36:25
[G7広島サミット]警視庁担当記者が見た異次元の厳戒警備
被爆者の声「あの日のヒロシマ 1945.8.6」
小倉桂子氏
▽03:05:08
広島の声「『ヒロシマ』の『平和』、そして『ヒロシマ』の役割」
川野徳幸・広島大学平和センター長
▽03:36:09
セッション2「核廃絶への道。実効性ある軍縮交渉とは」
パネリスト:五百旗頭真・元防衛大学校長、石井正文・元外務省国際法局長、樋川和子・大阪女学院大学教授
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