G7広島サミット開催記念シンポジウム 核兵器のない世界に向けて-安全への道筋は PART2
■セッション1「東アジアの安全保障と核抑止の行方」
北岡 伸一 氏 東京大学 名誉教授
兼原 信克 氏 元内閣官房副長官補
小泉 悠 氏 東京大学先端科学技術研究センター 専任講師
ウクライナ侵攻でロシアが見せた「核の恫喝」は、核抑止体制への明白な挑戦である。
広島出身の岸田首相は、核軍縮・不拡散に向けた日本の貢献拡大への意欲を示す。
5月のG7広島サミットをその大舞台としたい考えだ。
だが、今や核保有国と非核保有国の間の対立や、保有国同士の不信は一段と深まっている。
軍備管理体制に参加しない中国は、核戦力増強を加速させている。
日本や東アジアの安全は目下、米国の「核の傘」抜きでは維持しえない。
一方、被爆地・広島からは「核兵器のない世界」を求める声はやまない。
「核廃絶」の理想と「安全の確保」の現実--両者のバランスをどう取っていくのか。
日本の役割はなにか。専門家らと探る。
収録:2023年4月15日(土)
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