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本日は、福岡県宗像市に位置し、日本神話にもその名を刻む由緒ある宗像大社の一部、「辺津宮(へつぐう)」をご紹介いたします。この動画では、GoPro HERO8を活用し、美しい映像と共にリモート参拝の体験をお届けします。宗像大社は、沖津宮、中津宮、そして今回訪れた辺津宮という三つの宮を総称した神社で、天照大神の三女神をそれぞれ祀っています。神話と歴史の深い結びつきを持つこの場所には、古代から人々の祈りが絶え間なく捧げられてきました。今回は、その中でも九州本土に位置する辺津宮を参拝し、破魔矢をいただき、おみくじを引きました。
宗像大社の起源とその重要性
宗像大社は、天照大神の三女神である田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)を祀る、日本最古級の神社の一つです。それぞれの女神は、宗像三宮と呼ばれる沖津宮、中津宮、辺津宮に祀られています。この三宮を合わせて「宗像大社」と称し、これらが宗像地方全体の神域を形成しています。宗像地方は古代における海上交通の要衝であり、海外との貿易や交流を通じて重要な役割を果たしてきました。そのため、宗像三女神は「航海の安全」や「国の安寧」を守護する神々として、古代から人々の信仰を集めてきました。日本書紀には、「天照大神から宗像三女神への託宣」が記されており、天照大神が「歴代天皇を助けなさい。それによって天皇たちがあなたを祀るだろう」と三女神に告げたとされています。この神話の背景には、宗像が古代の国際的な交流の拠点として、外交や国防、貿易の中心地であった歴史的な事実があります。特に、沖津宮のある沖ノ島は「海の正倉院」とも呼ばれ、そこから発掘された8万点を超える国宝は、古代の国家祭祀の規模と重要性を裏付けています。
辺津宮の歴史と文化財
今回ご紹介する「辺津宮」は、宗像大社三宮の中で九州本土に位置する唯一の宮です。主祭神は市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)で、この神様は特に「福徳円満」や「繁栄」を司る神として知られています。辺津宮の本殿は天正6年(1578年)に建てられ、拝殿は天正18年(1590年)に建造されました。どちらも重要文化財に指定されており、その美しい建築様式と風格あるたたずまいは、歴史の重みを感じさせるものです。本殿の奥には、静謐な空気が漂う中、豊かな自然が広がり、古木が守り続ける神域があります。ここでは、自然と人間が一体となり、神聖なエネルギーを感じることができます。
国家祭祀と沖ノ島との関係
宗像大社が古代日本の国家祭祀においてどれほど重要な役割を果たしていたかを知るには、沖ノ島の存在を理解することが欠かせません。沖ノ島は宗像三女神の一柱である田心姫神を祀る「沖津宮」がある島で、神宿る島として信仰の対象となっています。この島では、古代から国家祭祀が行われており、祭祀の際に捧げられた数多くの奉納品が発掘されています。その出土品は、4世紀から9世紀にかけてのものが中心で、宗像が日本における外交や国際交流の場として重要だったことを物語っています。
宗像大社の辺津宮は、歴史的、文化的、そして神話的にも非常に価値の高い場所です。この動画を通じて、皆様がリモート参拝を体験し、辺津宮の魅力を感じていただければ幸いです。また、宗像大社の他の宮についても、関連動画を公開しておりますので、ぜひご覧ください。私たちのチャンネルでは、このような日本各地の歴史や文化、パワースポットを紹介しております。チャンネル登録と高評価もぜひお願いいたします。それでは、次の動画でお会いしましょう。
辺津宮 へつぐう
福岡県宗像市田島2331
祭神:市杵島姫神 いちきしまひめのかみ
本殿:重要文化財 天正 6年 (1578)
拝殿:重要文化財 天正18年 (1590)
以前の参拝
https://youtu.be/Mn-mLmsSm7s
https://youtu.be/ql1VfrMNwKk
https://youtu.be/tgIN6obzt8U
https://youtu.be/dZ1trllCpto
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