トヨタ GRヤリス(TOYOTA GR YARIS)でもっとも価格が安い、FFモデルの「RS」に235キロ試乗。
高速道路とワインディングでのインプレをメインに、スペックを含めたGRヤリスの詳細や、120馬力を発生する1.5Lエンジンの加速・燃費などもレポートします。
【試乗車】
車種:トヨタ GRヤリス RS
(メーカー公式サイト:https://toyota.jp/gryaris/ )
パワートレイン:1,500cc ガソリン 自然吸気(M15A-FKS)+ダイレクトシフトCVT(発進専用ギアあり)
駆動方式:前輪駆動
タイヤサイズ:225/40R18
【試乗した個体の詳細】
・登録から約2週間のレンタカー
・走行距離:約420km
・車検証記載重量:1,140kg(前軸700kg、後軸440kg)
・タイヤ銘柄:ダンロップ SP SPORT MAXX 050(指定冷間空気圧 前:220KPa、後:200KPaに調整)
◆試乗コース(当日の気温:最高15.6℃/最低5.9℃)
・高速道路:約115km(首都高横羽線・首都高6号川崎線~アクアライン~館山自動車道~アクアライン~首都高湾岸線)
・山坂道:約60km(千葉県道88・182・184号)
・一般道:約60km(都道316・482号、千葉県道465号ほか)
・合計 約235km
【車内騒音測定法】
・館山自動車道下り 君津PA~富津中央IC間の舗装のよい箇所(全車固定)
・センターコンソール付近にて測定(エアコンOFF)
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【もくじ】
0:00 オープニング
0:35 ◆首都高での試乗開始◆
1:00 合流加速とエンジン音
1:41 ヤリス1.5Lに比べて加速重視のセッティング
2:04 クネクネした首都高速は得意
2:21 サスは硬いが動きはしなやか
2:35 GRヤリスのこだわりは超異例
3:45 ◆高速道路での試乗開始◆
3:50 乗り心地は一般的な"快適"ではない
4:40 GRヤリスの車体はヤリスとは別モノ
5:30 これだけの車体を200万円台から買えるのは恐らくGRヤリスRSだけ
5:44 乗り心地・騒音は舗装状態にかなり左右される
6:47 直進安定性は平均的。Toyota Safety Senseを活用するとよさそう
7:09 合流加速(40-100km/h 全開加速)
7:31 ◆山坂道での試乗開始◆
7:39 旋回性能はケタ外れ。公道で限界を引き出すのは困難
8:32 "下り限定"なら日本の峠道で最速候補の1台
8:49 出力は低いがエンジンの素性はいい
9:55 設計の新しいCVTは好印象。アシを引っ張ることはない
11:04 ◆GRヤリスの残念なところ◆
11:13 左斜め前方の視界がかなり狭い
11:42 太いAピラーと低すぎるルームミラーが視界を遮る
12:42 ノーマルのヤリスとルームミラーの位置を比較
13:08 左斜め後方の視界もよくない&ブリスターフェンダーなので要注意
13:31 座面を目一杯下げても位置が高い
13:51 ステアリングがドライバーの中心軸から左にズレている
14:20 シートの出来もあまりよくない
14:56 ◆試乗のまとめ◆
15:05 燃費の報告
15:20 騒音の報告
15:40 GRヤリス「RS」とは何なのか(私説)
【試乗コースと機材】
良いところも悪いところも正直にお伝えするため、試乗の詳細を公表することで、再現性及び公正を保つようにしています。
◆使用機材
・空気圧計:アイ・アール・エス製 RACING Air Gauge
・騒音計:Meterk SLM01(https://amzn.to/3b3Uurm )
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Music by: https://andrewapplepie.com/