今回、腎性貧血についてです。慢性腎不全で血液透析、腹膜透析、慢性腎臓病で腎性貧血は起きる事があります。腎性貧血とは、腎臓が悪くなる事で、赤血球の産生を促す「エリスロポエチン」が不足し、それが、原因で起こす貧血のことをいいます。この貧血の治療は、①赤血球造血刺激因子製剤(ESA) ②低酸素誘導性因子–プロリン水酸化酵素阻害薬(HIF-PH阻害薬)があります。2019から使用できるようになりましたのでご紹介させていただきます。
余談;2020年9月先月に厚生局の個別指導を受け、勉強になりました。色々な準備があり、大変でした。動画制作が止まってしまいご迷惑をおかけしました。
【動画の目次】
👇数字で動画をスキップできます。是非試してみてください。
0:00 始まり
0:20 腎臓から分泌されるホルモン
1:37 心腎貧血症候群
2:19 腎性貧血の原因は
3:08 腎性貧血治療目標値
3:46 腎性貧血の治療
5:10 高地トレーニング
5:37 低酸素状態のHIF
5:58 HIF-PH阻害薬
6:40 ノーベル生理学賞授賞式
7:23 腎性貧血治療薬のまとめ
8:25 エンディング
イラスト;shutterstock, illustAC
参考;日本透析医学会 ,2015年 慢性腎臓病患者における腎性貧血のガイドライン.透析会誌 49(2):114.2016
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