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とある岬に建つ築75年ほどのビンテージハウスのリノベーションです。普段は東京で暮らすフィリップさんとゴーさんは、ここから見える海や、水平線に浮かぶ富士山の姿に魅了され、週末住宅にすることを決めました。
忙しい東京での生活とは対照的に、ここでは、自然の中でのゆったりとした時間を大切にしているおふたり。家ではガーデニングや料理、徒歩数分の海では釣り、シュノーケリングや散歩で健康的な心身を取り戻します。ゲストハウスには海外から訪れる家族や友人が滞在し、交流を楽しみます。
元々の建物は、終戦後にアメリカ人が設計した住宅とのことで、典型的な木造軸組構造でありながら、和洋折衷の部分もあり不思議なつくりだったそうです。リノベーションでは、和の雰囲気を大切に残しつつ内外の一体感をもたせ、明るく開放的な空間づくりが行われました。特に欄間部分をすべてガラス張りにしたことで、軽やかさやモダンな感覚が備わりました。自然素材や日本の民芸を愛する彼らの美意識と相まって、リラクシングな世界観が築かれています。
所在地 神奈川県
築年 リノベーション時築75年ほど
リノベーション竣工 2021年
延床面積 98.54㎡
原設計 不詳
リノベーション設計 萬代基介建築設計事務所 http://mndi.net
00:08 外観、外回り
00:42 間取り図
00:49 玄関、サンルーム
01:56 リビング、ダイニング
04:39 キッチン、寝室
07:10 テラス、玄関、バスルーム
08:49 ゲストハウス
Cozy Houses in JAPAN
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