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鍾乳洞の上で暮らす島里 前編/海界 東シナ海 沖永良部島(鹿児島県)

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Island Village Living on a Limestone Cave Part 1/Walk around the island village, East China Sea, Okinoerabu Island (Kagoshima Prefecture) 鹿児島から南へ546km、北緯27度線上に浮かび、「花と鍾乳洞の島」といわれる美しい南の島。島の形は東西に細長く幻玉型で、サンゴ礁が堆積してできた平たい棚状の「リーフ」が広がっている。これが外洋からのうねりや波を遮るため、内側の海は穏やか。リーフが熱帯魚の棲み家にもなっており、海水浴をしながら色とりどりの魚達を間近に見ることができる。島の西部中央に最高峰の大山 (240m)、島のほぼ中央に越山(180m。しま山100選)があるほかは、山岳はなく平坦な島。島内には数多くの鍾乳洞があり、自然が生み出したカルスト地形が魅力的で、近年ではスキューバダイビングやケイビングなどの体験アクティビティーが人気を集めている。ウミガメが集まる西原~国頭岬の海岸沿いをはじめ、大山・昇竜洞周辺の森林、和泊町・知名町の各集落などが奄美群島国立公園の区域に指定されている。西郷隆盛の配流の地としても知られる。平成30年7月より、沖縄〜沖永良部島〜徳之島を結ぶ飛行機が一日1便就航しており、交流人口のさらなる拡大に向けて期待が高まっている。島の面積の1割はジャガイモ畑で、「春のささやき」というブランドで出荷されている。えらぶゆり、ソリダゴ、グラジオラスなどの花卉栽培も盛んで、馬鈴薯およびテッポウユリは「かごしまブランド産地」に指定されている。かんがい用水確保のため、現在、令和3年度の完成を目指して地下ダムの整備が進められている。なお、島にハブはいない。(「シマダス」参照) 集落町並みWalker http://www.shurakumachinami.natsu.gs/hyoshi/index.htm Database 沖永良部和泊 http://www.shurakumachinami.natsu.gs/03datebase-page/kagoshima_data/wadomari/wadomari_file.html

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