「お米が絶対においしくなる炊き方」をごはんソムリエに教えてもらいました。簡単にできるコツがありました。
■ごはんソムリエ「お米をおいしくする炊き方」
納豆や梅干し、明太子と言えば、日本人とは切っても切れないお米です。でも、お米を炊く時に困ることはありませんか。
街の人(70代)
「芯までやわらかくしたいので、硬いまではいかないけど、もう一つという感じ」
街の人(30代)
「水の分量が難しくて。失敗すると、べちょっとなったり。水の分量が少なかったりすると、硬くて芯が残っていたりする」
“思い通りにいかないこともある”お米の炊き方ですが、ひと工夫でおいしくなります。
教えてくれるのは、全農パールライス企画総合課の鈴木仁人課長です。「米業界に20年以上携わり、お米の品種当てには自信あり」という“ごはんソムリエ”です。
鈴木課長
「よりふっくらして、炊き上がります」
■「少し待つ時間」で変わる!お米の味
「ふっくら炊き上がる」とは、どんな炊き方でしょうか。料理好きの佐々木快アナウンサーがやってみました。
ポイントは「少し待つこと」です。まずは、お米をとぎます。この時、手早くするのが良いそうです。
鈴木課長
「水が透明になりすぎても、うまみ層のぬかがなくなるので、(とぐのは)2~3回程度」
お米を2~3回といだら、炊き始める前にポイントがあります。
鈴木課長
「お米を炊く前には、水に浸したほうがいい。夏場は30分浸すのをおすすめしている」
大事なのは「炊く前に水にお米を浸し、30分待つこと」です。
鈴木課長
「お米を水に浸すことで、内部までしっかり水分が行き届いて、ふっくら炊き上がる」
佐々木アナ
「(30分経過)しっかり浸けたので、炊飯器のスイッチを押します。スイッチオン!」
炊き上がったら、ここでも少し待ちます。茶碗によそう前に10分程度待って、蒸らします。蒸らすことで、お米の水分がしっかり中まで行き渡り、ふっくらとします。
佐々木アナ
「見た目からして、ふっくら炊き上がった感じ」
「お米をおいしくする炊き方」で炊いたお米の仕上がりは?
佐々木アナ
「おいしい!お米もふっくら。しっかり立っていて、歯ごたえがありながら、やわらかさもある。しっかりと炊き上がっている感じがする」
「少し待つ」時間は、30分ない場合は10分でも効果があるそうです。ただ、冬場は水が冷たく、お米が吸収するのに時間がかかるため、1時間ほどがオススメだそうです。
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