奄美大島の伝統文化「島唄」を世界に広めようと奄美大島龍郷町出身の大学生が奮闘しています。
各国の音楽家らが集まった国際会議の様子や新たな研究にのぞむ思いなどを取材しました。
伸びのある透き通った声で島唄を歌うのは、慶応義塾大学総合政策学部3年の成瀬茉倫さんです。
大学では島唄がコミュニティーのなかで果たす役割や機能などを研究しています。
成瀬さんは小学生の時に島唄と出合い、地域のイベントなどで披露してきました。
人生の教訓などが盛り込まれた島唄の歌詞に影響を受け、いつしか”島唄を世界に広めたい”と思うようになり、先月、ポルトガルで開かれた国際伝統音楽学会に出席し、奄美の島唄をテーマにワークショップを行いました。
世界各国の研究者や音楽家らに島唄や踊りを披露したところ、島唄特有の裏声を使った歌い方が世界的にも珍しいと関心が高かったということです。
島唄の魅力を世界に広めるために、成瀬さんの新たな挑戦が始まります。
大学を休学して来年夏から半年間、ニューヨークに留学し、ジャズやサルサなどの移民の音楽がどのように交流し、新たな音楽を生み出したのかを調べ、島唄の発展に応用できないかを研究するということです。
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