1941年12月8日に始まった太平洋戦争は、その3年8か月後に終わった。
だが、終戦を迎えた中国大陸で、戦争が終わっても、日本に帰れなかった人たちがいた。
60万にも上る人が、ソ連に連行され、強制労働を強いられたのだ。
シベリアの大地で彼らは何を思い、どのように生き延びたのか。
多くの仲間の死を目にした彼らは、戦後をどのように生きたのか。
90歳を超えるシベリア抑留体験者の言葉に耳を傾けながら、国家と戦争、そして人が生きるということについて考える。
(2019年12月15日放送)
制作:TBSテレビ
ディレクター:立山芽以子